デーリムモーター

テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox デーリムモーター（Daelim Motor、大林-）(以下デーリムとする）とは、大韓民国のオートバイメーカーの一つである。大林(デリム)グループのうちの１つ。

1981年より日本の本田技研工業（以下ホンダという）から技術供与を受け、主に125cc以下の小型排気量のビジネスバイク、アメリカンバイク、スクーターの生産を行っている。

技術供与を受けているだけに、外見やスペック、ネーミング（VTなど）までホンダ製のオートバイをコピー、あるいは提携を解消した後もホンダの車両を継続生産しているモデルが多い。

ホンダからの技術供与を受け、一通りオートバイの製造ノウハウを取得した後、「株を全部買いますから、帰ってくれ」と提携解消を求めたため、本田宗一郎が「そんなことを言われるところでやることはねえよ」と立腹するなど、一時期関係はこじれたと言われる。

2001年にホンダが韓国に現地法人（現在のホンダコリア）を設立・2002年に現地販売を開始し、技術供与の契約が満了した以降も125cc以下のオートバイに関して生産・販売を継続している。

2012年の海外販売数は約8000台と、韓国国内での販売が主となっている。同年の韓国国内シェアは約51%、販売数は約4.4万台で、韓国においては名実共に二輪のトップメーカーである。

参考文献

邱永漢・渡部昇一 「アジア共円圏の時代―さらばアメリカ」 PHP研究所 1994年 ISBN 9784569544601

外部リンク

• 公式サイト（韓国語）テンプレート:Asbox