ムアンナコーンナーヨック郡

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テンプレート:Coor title dms テンプレート:Thaimueang テンプレート:Infobox ムアンナコーンナーヨック郡はタイ中部・ナコーンナーヨック県にある郡(アムプー)である。ナコーンナーヨック県の県庁所在地(ムアン)でもある。

名称

ナコーンナーヨックとは、「年貢を免税された町」という意味である。これは、昔、この地域の開発を促すために、免税したことに由来する[1]

歴史

ナコーンナーヨックはアユタヤ王朝時代からの歴史があり、機内の第四級国として、オークプラ・ピブーンソンクラームと呼ばれる官吏が置かれ、統治されていた[2]

もともと、郡はタムボン・ワンクラチョームにあったのでワンクラチョーム郡と呼ばれていた。1896年には政府は郡庁をナコーンナーヨック川を隔てて反対側に移した。その後、1931年県庁舎が改築することになり、郡庁舎は一時、県の裁判所に移った。その後、1853年に新しい郡庁舎が建設された。

1938年、郡は県の県庁所在地であったため、県と名前をあわせてムアンナコーンナーヨック郡と改称した[3]。しかし、1943年1月1日ナコーンナーヨック県が解体され、ムアンナコーンナーヨック郡はプラーチーンブリー県に編入され、ムアンが取れナコーンナーヨック郡と改称された[4]。ただし、1946年5月9日にはナコーンナーヨック県が再び設置され、ナコーンナーヨックも元の県庁所在地を示すムアンの語がつきムアンナコーンナーヨック郡に戻った[5]

地理

ナコーンナーヨックは、ナコーンナーヨック川が形成した平地にある。また北部には山岳地帯が広がり、一部が、カオヤイ国立公園に指定されている。

交通は国道33号線が西北から東に向かって延びており、西北にノーンケー、東にサケーオ方面と通じている。また、国道305号線が南西に延びており、オンカラックタンヤブリー、バンコク北部方面と通じている。南に国道3076号線が延びており、バーンサーン方面と通じている。

経済

ナコーンナーヨックの主要な産業は農業であり、市内では米や果物などが生産されている。

行政区分

郡は13のタムボンに分かれさらにその下位に125の村が存在する。自治体が置かれており以下のようになっている。

  • テーサバーンムアン・ナコーンナーヨック・・・タムボン・ナコーンナーヨックの全体およびタムボン・ターチャーン、バーンヤイ、ワンクラチョーム、プロマニーの一部
  • テーサバーンタムボン・ターチャーン・・・タムボン・ターチャーンの一部

また、郡内には12のタムボン行政体がある。以下は郡内のタムボンの一覧である。

  1. タムボン・ナコーンナーヨック・・・ตำบลนครนายก
  2. タムボン・ターチャーン・・・ตำบลท่าช้าง
  3. タムボン・バーンヤイ・・・ตำบลบ้านใหญ่
  4. タムボン・ワンクラチョーム・・・ตำบลวังกระโจม
  5. タムボン・ターサーイ・・・ตำบลท่าทราย
  6. タムボン・ドーンヨー・・・ตำบลดอนยอ
  7. タムボン・シーチュラー・・・ตำบลศรีจุฬา
  8. タムボン・ドンラコーン・・・ตำบลดงละคร
  9. タムボン・シーナーワー・・・ตำบลศรีนาวา
  10. タムボン・サーリカー・・・ตำบลสาริกา
  11. タムボン・ヒンタン・・・ตำบลหินตั้ง
  12. タムボン・カオプラ・・・ตำบลเขาพระ
  13. タムボン・プロマニー・・・ตำบลพรหมณี

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:ナコーンナーヨック県の郡
  1. 冨田竹二郎編著 『タイ日大辞典』 めこん、第三版1997年10月1日、p.740 ISBN 9784839601140
  2. 石井米雄 「アユタヤ王朝の統治範囲を示す『三印法典』中の三テキスト」 『タイ近世研究序説』 岩波書店、1999年、pp.127-165, ISBN 9784000012898
  3. テンプレート:Cite journal
  4. テンプレート:Cite journal
  5. テンプレート:Cite journal