ムアンターク郡

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ムアンターク郡はタイ北部・ターク県にある郡(アムプー)である。ターク県の県庁所在地(ムアン)でもある。

名称

タークには干して乾かすという意味がある。

歴史

タークの町は古くスコータイ時代にはスコータイ王朝の西の前衛都市であった。この時代のタークの町は現在のターク市内にはなく、バーンターク郡にあったが、マハータンマラーチャーの時代に現在の場所にタークが移された。

19世紀以降、チーク材の集積地として発展した[1]。1886年ラヘーン郡が成立し、県庁舎の中に市庁があった。1938年には、県名と県庁所在地の名前を一致させる政府の政策によりムアンターク郡と改称した[2]。その後、1956年に市庁舎が完成するが、1965に火災で焼失、ルワン・サンブラーヌラックという人物の別荘に一時移転。1967年に新市庁舎が完成した。

地理

ファイル:Lan Sang Waterfall (dry season).jpg
ラーンサーン国立公園のラーンサーン滝
ピン川が形成した平地にあり、市街地の西側に山岳地帯が広がる。この山岳地帯の中にはタークシン大王国立公園ラーンサーン国立公園がある。

交通は南北に国道1号線(パホンヨーティン通り)が南北に通っており、北にラムパーン方面、南にカムペーンペット方面と通じている。国道105号線が西に延びており、メーソート方面と通じている。また国道12号線が東に延びており、スコータイ方面と通じている。

経済

郡内の主な産業は農業であり、米、ラムヤイ、トウモロコシなどが生産されている。

行政区分

郡内には12のタムボンがあり、さらにその下位に102の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)が設置されており、以下のようになっている。

また郡内には10のタムボン行政体がある。以下は郡内のタムボンの一覧である。うち欠番のタムボンは分離し、ワンチャオ分郡を形成しているタムボンである。

  1. タムボン・ラヘーン・・・ตำบลระแหง
  2. タムボン・ノーンルワン・・・ตำบลหนองหลวง
  3. タムボン・チエングン・・・ตำบลเชียงเงิน
  4. タムボン・フワディアット・・・ตำบลหัวเดียด
  5. タムボン・ノーンブワヌア・・・ตำบลหนองบัวเหนือ
  6. タムボン・マイガーム・・・ตำบลไม้งาม
  7. タムボン・ポーンデーン・・・ตำบลโป่งแดง
  8. タムボン・ナムルム・・・ตำบลน้ำรึม
  9. タムボン・ワンヒン・・・ตำบลวังหิน
  1. タムボン・メートー・・・ตำบลแม่ท้อ
  2. タムボン・パーマムワン・・・ตำบลป่ามะม่วง
  3. タムボン・ノーンブワターイ・・・ตำบลหนองบัวใต้
  4. タムボン・ワンプラチョップ・・・ตำบลวังประจบ
  5. タムボン・タルッククラーントゥン・・・ตำบลตลุกกลางทุ่ง

脚注

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外部リンク

  • 石井米雄吉川利治『タイの事典』、同朋舎、1993年、p.199 ISBN 4810408531
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