大館樹海ドーム
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大館樹海ドーム(おおだてじゅかいドーム)は、秋田県大館市にあるドーム球場。施設は秋田県と大館市が所有し、財団法人大館市文教振興事業団が県および市の委託を受けて運営管理を行っている。
概要
1997年7月11日完成。ドームの屋根は樹齢60年以上の秋田杉25,000本を使い、アーチ状にしたもので国内最大の木造建築である。
硬式野球、軟式野球、ソフトボールのほか、サッカー、テニスなど各種スポーツをはじめ、コンサートなどイベントの開催にも対応可能である。
硬式野球としてこれまで日米大学野球選手権やイースタン・リーグ戦などが開催されたことがある。かつてはプロ野球マスターズリーグ・札幌アンビシャスのホームゲームが毎年12月中旬に1試合開催された。
コンサートを行ったおもな歌手・タレントに、B'z、TRF、KinKi Kids、SMAP、モーニング娘。などがいる。
歴史
- 1991年(平成3年)11月 - 周辺の大館市、北秋田郡比内町・田代町(すべて現・大館市)が大館広域圏屋根付多目的グラウンド建設誘致促進期成同盟会を設立。
- 1993年(平成5年)
- 1995年(平成7年)7月 - 工事開始。
- 1996年(平成8年)11月 - 上棟式、挙行する。
- 1997年(平成9年)
- 2008年(平成20年)4月1日 - 大館市教育委員会総務課から財団法人大館市文教振興事業団事務局所管を事業団に移管する。
- 2009年(平成21年)1月 - 秋田県が大館市へ大館樹海ドームの譲渡を打診。
各賞受賞歴
施設概要
- 所在地:秋田県大館市上代野字稲荷台1-1
- 管理・運営:財団法人大館市文教振興事業団
- 敷地面積:130,940平方メートル
- アリーナ面積:12,915.36平方メートル
- 高さ:52メートル(有効:46.2メートル)
- 屋根:秋田杉大断面集成材アーチ構造(樹齢60年以上、直径20センチメートル以上の秋田杉を約25,000本使用)
- 延床面積:24,672平方メートル
- 外形寸法:卵型178メートル×157メートル
- 収容人員:15,000人(アリーナ)
- 駐車場:最大1,060台
スポーツ施設
収容人員:5,040人。
- 野球
- 両翼:90m
- 中堅:120m
- 内外野:人工芝
- スコアボード:LED式フリーボード
- サッカー
- 64×100メートルまたは64×90メートル1面
- スコアボードにサッカー用タイマーあり
- フットサル
- コート6面
- 陸上競技
- 周回300メートルまたは200メートルトラック