ゲルゲットショッキングセンター

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 ゲルゲットショッキングセンターニッポン放送1995年(平成7年)11月6日から1999年(平成11年)3月25日(11月30日まで毎週月~木 22:00~24:00、12月4日以降毎週月~木 22:00~25:00)に放送されていたラジオ番組。通称「ゲルゲ」。

概略

メインパーソナリティは初回から最終回までミュージシャンの井手功二。メインアシスタントとして「LFクールK」こと垣花正アナウンサー(番組後期は24時台のみ担当)。前番組は打ち切りとなった「キャイ〜ン天野ひろゆきのMEGAうま!ラジオバーガー!!」と「ミッドナイトミュージックダンク」。

当初番組内では「井手功二のゲルゲットショッキングセンター」というタイトルコールが使用されていたが、1996年(平成8年)9月16日以降から「井手功二とLFクールKのゲルゲットショッキングセンター」のコールが、日替わりアシスタント施行期は「井手功二と○○(その日のアシスタントの名前)とLFクールKのゲルゲットショッキングセンター」が日替わりアシスタントが卒業しリニューアルしてから最終回までは再び「井手功二のゲルゲットショッキングセンター」のコールとなった(また1回目のタイトルコール変更から番組欄の表記も「ゲルゲットショッキングセンター」から「井手功二のゲルゲ!」となった)。なお、新聞等で番組タイトルが全て載る際は、表記にバラつきがあり、「ゲルゲット・ショッキングセンター」[1]「ゲルゲットショッキングセンター!」という表記も散見されている。

主なコーナー

初期

4階建てのショッピングセンターという設定のため、フロアを移すごとにエレベーターの音とジャネット山岡によるフロア紹介がされていた。 また、番組からのお知らせも、デパートでよくあるチャイム音とともにジャネットが読み上げていた。

1階(グラウンドフロアー)22:05~22:15頃:ゲルゲ大バザール…番組で用意した商品をリスナーにプレゼントするコーナー。はがき抽選で商品はプレゼントされる。

2階:アニメ&カルチャーフロアー 22:20~22:45頃…アニメとカルチャーにまつわるゲストを呼ぶコーナー。エヴァのコーナーは月曜日のこの時間だった。

中2階:ゲストフロアー 23:00~23:25頃…その次節の話題のゲストを呼びトークをするコーナー。

3階:DJブース ローソンミュージックアクション ゲルゲハイスクールランキング 0:00~0:10頃… 後述で紹介。

4階:ゲルゲットアミューズメント ストリート&アミューズメントフロアー 0:15~0:30…主に宇治田みのるのコーナー。当時の最新流行を宇治田みのるが紹介していた。また、ここで紹介したものが度々一大流行になったことから、番組内では「宇治田が喋れば、ブームが起こる。」とまで言われていた。

  • ゲルゲビンゴ

上記コーナーで登場したゲストが持参した商品をリスナーにプレゼントする際の抽選コーナーとその方式のこと。 自身の連絡先電話番号(市外局番の頭の0以外を含む)をビンゴ番号に見立てて、ジャネットがビンゴマシーンを操り出てきた数字15個と照合し、番号が消えたらビンゴとなり抽選権が与えられるという方式。ビンゴが判明した後に番組に電話をすると正式に抽選にエントリーされる。先着順に権利を配分するので、権利を得たら即連絡しなければならなかった。 抽選結果は電話にて通知され、電話を取った瞬間に合言葉「ゲルゲ」を言わなければ当選とはならない。万が一、抽選申し込みをした本人以外の家族等が電話に出て、本人に電話を取り次いだ場合は、取り次いだ後本人が電話口に出た瞬間に「ゲルゲ」と言えば当選となる。なお、「ゲルゲ」の前には、もしもし等の電話における慣例的挨拶ですら言ってはならないという厳しいルールがあった。 落選した場合、次点者に権利が委譲される。 初期は数字が11個、市外局番の頭0も含まれていたため、「0が出てこない」や「番号が偏った」などで抽選そのものが成立しない場合も多かった。

  • ゲルゲベガス

レーティング時に実施されたゲルゲビンゴのスペシャル版。

中期

新世紀エヴァンゲリオンの人気声優が各キャラクターに扮して出題するカルトクイズにリスナーが回答するコーナー。5問正解で関連グッズがプレゼントされた。 また、1問でも誤答すると、各キャラクターの名ゼリフ(コーナー名)で罵倒される。リスナー当人の名前を呼びながら罵倒されることから、一部には罵倒されるのを目的としてチャレンジする者も居た。

  • ゲルゲ小さな幸せ(月曜日)
  • ゲルゲ小さな不幸せ(月曜日)

その名の通り、リスナーから寄せられた、些細な日常の幸せ不幸せを紹介するコーナー。

  • リアルときメモクイズ(火曜日)

人気女優・声優をゲストに呼び、リスナーとバーチャルデートを行いながら選択肢という名のクイズを行い、全問正解を目指すコーナー。

  • テレホン大魔神(火曜日)

企業や著名人に対して、クールKがイタズラ電話を掛け、そのやりとりを紹介するコーナー。 コーナーのテーマソングは、ハクション大魔王のサビの部分を、クールKがて・て・テレホ〜ンだいまじんと歌いなおしたものを使用。 初回の被害者はニッポン放送の受付嬢。

1度だけ、特別番組の収録と騙して採取した井手功二の声をサンプリングマシーンにセットし、高野拳磁にイタズラ電話をするという回があった。 最初は機嫌の良かった高野だが、サンプリングで用意された罵倒言葉に「今からお前のとこにいくからな!」「2メートルの俺とどっちがストロングか試してやろうじゃねえか!?」と本気で怒りだしてしまう。この時のイタ電は生放送だったため、すべてOAされてしまい、スタッフ・リスナーを恐怖のどん底に落としめた。

  • 私をお風呂につれてって(木曜日)

女性リスナーとクイズを行い、1問正解するとリスナーの服が1枚ずつ脱げ、全問正解しすべて服を脱ぐとお風呂に入れ賞金がもらえるという、現在からするとかなり際どいコーナー。 コーナー中は、井手功二とクールKから「受話器乳首を撫でて」や「歯ブラシで下の毛をガサゴソと」といった危険な要求がされており、当時の井手功二の彼女から「あのコーナーもうやめて!」と怒られたほど。

  • 飛んでけツッチー(水曜日→木曜日)

ニッポン放送関係者をネタとしたショートギャグストーリーコーナー。 当時のニッポン放送はアクの強い人間が多く、「なわけよ~」を連発する土屋夏彦編成局副部長、ハガキ職人から社員になり「拙者」「ござる」が口癖の福田大介ディレクター、当時借金や遅刻など素行不良だったLFクールKこと垣花正アナウンサーなど、ネタには事欠かず、関係者しか知りえないネタを織り交ぜながら構成されるストーリーが人気を博し、角川Mini文庫より書籍として出版されるまで至った。 ネタはどんどん拡大し、田所ディレクター、丹羽ディレクター、増田ディレクター、松尾AD、田中制作班長、クールKの妹・母親と当時の同棲相手等までネタにされた。果ては番組のアルバイト、出演者のマネージャー、井手功二のおばあちゃんまでネタにされるに至り、更に即時性も高まっていった(ネタとなる実際に起きた事柄(当然関係者しか知りえない内輪ネタ)から1週間程度(速い時は速達で3日)で、リスナーからハガキが送られてくるということもあったため、パーソナリティーからは「どこからネタが漏れているんだだ…」と畏怖されていた)。

後に、オールナイトニッポンモバイルで飛んでけツッチーがリバイバルされた際、当時からネタを作っていたのは放送作家の西川氏だったことが暗に暴露されている。

コーナーリニューアル時にOPテーマとなった森健一ディレクターの楽曲「清志郎のように」は大ブームとなり、富士急ハイランドでライブも開催された(ただし観客数は4人)。 その後、木曜日アシスタントの江藤真由、ハガキ整理アルバイトのクリリンをフィーチャーしたMORI LITTLE LIVER(モリリトルレバー 略してモリレバ)が結成され、日本武道館鎌倉シネマワールドでライブも行われた。

代表曲に、「シェルタリング・スカイ」「SPRING IN MY WAY」「緑の歌」「甘えられた時代は過ぎて」「手紙」など。


  • ゲルゲ10万円クイズハンター(月曜日~木曜日)

23時頭のコーナー。リスナー2人(初期は1人)が10問のクイズに回答し、全問正解すると賞金として10万円がプレゼントされるというコーナー。 当時のニッポン放送において最高賞金金額コーナーであった。

  • ゲストと一緒にゲルゲ20万円クイズハンター

レーティング時の10万円クイズハンターのスペシャル版。

後期

  • ゲルゲットショッキングセンター試験
    • KING OF 受験王決定戦…センター試験から発展したコーナー。受験生がトーナメント形式のクイズバトルを繰り広げ、チャンピオンを決めようというコーナー。
  • ゲルゲ何だチミは
  • GTO(グレートティーチャーおじさん)
  • ヒントマンクイズ
  • ゲルレンジャー
  • ガチンコテレフォン
  • ゲルゲランキング etc...

ローソンミュージックアクション ゲルゲハイスクールランキングについて

  • 首都圏の高校生ネットワーク「ティーンズネットワークシップ」200人による調査から毎週の投票データを元に最新ヒット曲のチャートを紹介するコーナー。ランキングは全国6千店(当時)に出店していたローソン店内で聴くことができた。また、新星堂のフリーペーパーでもランキングが確認出来た。
  • なお、当コーナーのみ、NRN系列向けとして他局でも放送されていた。なお、地方局ではローソンミュージックアクションとしての放送だった(ブッタマほっとステーション以降から続いている、ローソン枠番組の一つ)。
  • ネット局の放送時間は下記の通り
STVラジオ(当時は札幌テレビ放送のラジオ部門) 23:40〜23:50(月〜金)
東北放送 0:00〜0:10(火〜土)
東海ラジオ放送 22:10〜22:20(月〜金)(Pee Pee Jaca JacansぷるぷるMagicモンスターに内包)
朝日放送ABCラジオ) 1:00〜1:10(火〜土)
中国放送 23:45〜23:55(月〜金)
九州朝日放送KBCラジオ) 22:50〜23:00(月〜金)(ダブルバスターズに内包)

オールナイトニッポンモバイルスペシャル 井手コウジとクールKのゲルゲットショッキングセンター

番組終了から10年が経った2009年、オールナイトニッポンモバイルのコンテンツとして番組が復活。[2]現在のところ、2012年まで毎年新作が配信されている。


アシスタント

  • ジャネット山岡(山岡和美)(初回 - 1997年3月)
  • おじいちゃん(正体はDJ TAKAWO。初回 - 1997年7月31日)
  • 大賀埜々(月曜担当、1997年10月 - 1998年6月)
  • 麻績村まゆ子(火曜担当、1997年10月 - 1998年6月)
  • 仲間由紀恵(水曜担当、1997年10月 - 1998年3月25日)
  • 江藤麻由(木曜担当、1997年10月 - 1998年6月)
  • 森ひろこ(水曜担当、1998年4月 - 1998年6月)

外部リンク

テンプレート:前後番組

脚注

  1. 1997年秋のニッポン放送タイムテーブルはこの表記である(ラジオマニア2013より)
  2. http://www.allnightnippon.com/m/lineup.php#etc

テンプレート:ニッポン放送平日夜ワイド番組