早通駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年8月23日 (土) 20:04時点におけるKuzuduka (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報

ファイル:Hayadori s1 20060326.jpg
南口に面する1番線改札口。跨線橋は自由通路となっている。1番線・2番線がそれぞれ独立した改札口を有するため、乗車の際には発着番線をよく確認する必要がある

早通駅(はやどおりえき)は、新潟県新潟市北区早通南一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)白新線

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは跨線橋で連絡しているが、改札内で両ホーム間の移動はできない(詳細は後述)。

新潟駅が管理する業務委託駅ジェイアール新潟ビジネスが駅業務を受託する。駅事務室と出札窓口(POS端末設置)は南口にある。自動券売機は南口・北口に1台ずつ、自動精算機は北口に1台設置されている。

自動改札機が設置されており(南口・北口:各2通路)、全通路でSuicaが利用できる。自動改札機導入前までは、跨線橋は駅南北を連絡する自由通路を兼ね、特に仕切り等はなくホームへの出入りも自由であった。しかし自動改札が設置されたのに伴い、駅南北を自由に往来することが一時できなくなり、200mほど離れた踏切を利用せざるを得なくなった。ところが、このことで利用者や住民から苦情が数多く寄せられたことから、2005年12月26日に改札付近の機器配置を改めた上で跨線橋は自由通路とし、南口改札は1番線専用、北口改札は2番線専用となった。だが、これによって改札内で1・2番線間を移動することができなくなったことから、利用者が列車の来ないホームに誤入場するトラブルがしばしば発生している。このように近年は駅の構造にまつわるトラブルが絶えないため、駅舎を改築すべきという意見も少なからずある。

のりば

1・2 テンプレート:Color白新線 (下り) 豊栄新発田村上方面
(上り) 新潟方面

白新線の単線区間の駅構内は、全駅一線スルー方式となっており、この駅の場合は上下とも1番線からの発着が基本。貨物列車などの通過列車も1番線を使用する。

利用状況

2013年度の1日平均乗車人員は1,139人である。

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員
2000 1,264
2001 1,292
2002 1,268
2003 1,266
2004 1,235
2005 1,252
2006 1,199
2007 1,190
2008 1,209
2009 1,217
2010 1,205
2011 1,173
2012 1.116
2013 1,139

駅周辺

駅を挟んで両側に住宅地が拡がっている。1970年代に新潟県住宅供給公社が分譲地および県営アパートを造成したのが始まりであり、後に民間が開発した区域も加わっている。

南口

北口

バス

早通駅からは新潟交通路線バスが1路線発着する。バス停は南口側にある。

  • 早通駅前バス停(南口ロータリー内)

歴史

  • 1957年昭和32年)2月11日 - 開設[1]。当初は現在地より約200m新崎駅寄り(現早通踏切付近)に開設された[2]。ホームは北側(現2番線側)に設置[3]
  • 1970年(昭和45年)10月1日 - 県営団地の建設により現在地へ移転[4]。当時はホームの長さが4両分しかなかった[2]
  • 1986年(昭和61年)頃 - 新潟鉄道管理局が直営売店「ハローはやどおり」を設置。回数券、乗車券等の受託販売開始。売店は数年で廃止されるが、以後夜間を除き駅社員が常駐するようになる。
  • 1986年(昭和61年)3月頃 - ホーム延伸。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
  • 2005年平成17年)3月10日 - 自動改札機導入。
  • 2006年(平成18年)1月21日 - ICカード「Suica」のサービスを開始。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
テンプレート:Color白新線
テンプレート:Color快速
通過
テンプレート:Color普通
新崎駅 - 早通駅 - 豊栄駅

脚注

注釈 テンプレート:Reflist 出典 テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

関連項目

外部リンク

テンプレート:白新線
  1. 豊栄広報 第1号 p.4
  2. 2.0 2.1 広報とよさか 第535号 p.23
  3. 広報とよさか 第106号 p.4
  4. 豊栄広報 第111号 p.4