肥後二見駅

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ファイル:Higo-futami station view 1.jpg
跨線橋から八代海を望む

肥後二見駅(ひごふたみえき)は、熊本県八代市二見洲口町1635番地にある肥薩おれんじ鉄道線である。

駅構造

相対式2面2線ホームの地上駅。無人駅である。

のりば

1 テンプレート:Color肥薩おれんじ鉄道線 (上り)八代方面 
(下り)水俣方面
2 テンプレート:Color肥薩おれんじ鉄道線 (上り)八代方面

駅周辺

国道と線路の間や、南側に集落がある他は田圃が広がっている。
また、国道上には産交バスの二見駅前バス停があり、八代駅方面と水俣駅方面を結ぶ路線などが利用できる。

かつては二見川を渡った先の二見漁港付近に二見海水浴場(二見海岸)があり、隣の上田浦駅にある黄金ヶ浜海水浴場と共に夏季の避暑地として海水浴客で賑わっていた。その名残で現在でも海岸沿いにコンクリート製の飛び込み台が残っている。無人駅になった後も1980年代後半までは7月から8月末にかけての夏休み期間中のみ八代駅から駅員が派遣されて期間限定で終日有人駅になり、当駅に優等列車が臨時停車したり熊本駅方面から当駅止まりの臨時列車が設定されていた時期もあった。現在は駅舎も解体され、近隣の御立岬公園海水浴場などに海水浴客が移ってしまい海水浴場としての役目は終えているが、砂浜が広くて波や潮の流れも穏やかなため、毎年4月から5月末にかけて二見漁業協同組合主催の潮干狩りが開催され、浜辺で潮干狩りを楽しむ大勢の観光客や家族連れで賑わう。また、沿岸は釣りのスポットとしても知られ、年間を通して海岸沿いに海釣りをする人が多数集まり、海辺やボートで釣りを楽しんでいる姿が見られる。

利用状況

1日平均乗車人員及び乗降人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2000年 113 229
2001年 119 241
2002年 107 217
2003年 92 189
2004年 89 177
2005年 67 136
2006年 69 140
2007年 63 127
2008年 71 143
2009年 65 130
2010年 67 134
2011年 57 116

歴史

駅名の由来

開業時の地名(葦北郡二見村)が由来。

「二見」はかつては「二水」と言う地名であった。「二水」とは「2つの合流するところ」と言う意味で、この土地が二見川下大野川との合流地点である事から付いた地名である。その後、「二見」に転じたのが今の地名であり、駅と集落は二見川河口洲口浜にある。

開業当時、参宮線二見浦駅和歌山線大和二見駅が存在していたため、当駅は肥後二見駅となった。

隣の駅

肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道線
快速「スーパーおれんじ」・観光列車「おれんじ食堂」
通過
普通
日奈久温泉駅 - 肥後二見駅 - 上田浦駅

関連項目

テンプレート:Sister

テンプレート:肥薩おれんじ鉄道線