八代海
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八代海(やつしろかい)は、九州本土と天草諸島に囲まれた内海。北は有明海、南は東シナ海につながっており、熊本県と鹿児島県にまたがる。旧暦の8月1日の深夜に海上に現れる不知火から不知火海(しらぬいかい)とも呼ばれる。
歴史
古くは伊勢の海とも呼ばれていたテンプレート:要出典。遠浅の海であることから古くから干拓が行われており、元来島であったものが地続きになった地形も珍しくない。
1940年代頃から水俣市にあるチッソの工場廃液が垂れ流されたことにより水俣病が発生。工場廃液中に含まれていた有機水銀に汚染された魚介類を食したことにより、数多くの犠牲者を出した。
その後、有機水銀を含んだヘドロを浚渫し埋め立てるなどの再生事業により浄化され、現在では魚介類を食しても安全上問題ないほどに環境が回復している。
地理
面積は約1,400平方キロ、東西6~16km、南北約70km、水深は平均約50m。 干潟が広がる遠浅の海である。
沿岸の自治体
沿岸の港湾
主な航路
- 三角港~棚底港(山畑運輸)
- 八代港~松島港(松島フェリー、天草フェリーライン)
- 八代港~本渡港(天草観光汽船)
- 水俣港~御所浦港~本渡港(南国海運)
- 水俣港~牛深港(江崎汽船)
- 水俣港~幣串港~上平港~深海港~牛深港(江崎汽船)