枚岡駅
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枚岡駅(ひらおかえき)は、大阪府東大阪市出雲井町にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。なお「枚岡」の駅名は駅前にある枚岡神社から来ており、旧枚岡市の中心駅というわけではない。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。30パーミルを超える勾配の途中に駅が設置されている。またカーブの途中に設置されているため、線路にカントがつけられており停車する電車は大きく傾く。ホーム有効長は6両で、改札口から北側(奈良方面側)は幅が狭くなっている。両ホームとも改札口が別々に存在し、駅構内で上下ホームの行き来はできない。改札外に駅の東西を結ぶ地下道がある。これは駅によって分断された枚岡神社の参道の代替路でもある。
なお自動改札機は東芝製が設置されている。赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
のりば
1 | テンプレート:Color奈良線(下り) | 生駒・大和西大寺・奈良・天理方面 |
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2 | テンプレート:Color奈良線(上り) | 布施・大阪上本町・大阪難波・尼崎・甲子園・三宮方面 |
利用状況
- 2012年11月13日の調査結果によると、1日の乗降人員は5,071人。
- 2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は5,029人[1]。
- 近鉄の全調査対象駅の中では287駅中117位。
- 難波線・奈良線の駅(大阪線複々線区間や他線接続駅含む)としては24駅中23位。
- 大阪府内の近鉄の駅としては61駅中46位。
- 2008年11月18日の調査では1日の乗降人員は4,921人、2005年11月8日の調査では5,216人。
駅周辺
歴史
- 1914年(大正3年)4月30日 - 大阪電気軌道上本町 - 奈良(高天町)間開通時に開業。
- 1928年(昭和3年)1月24日 - 枚岡駅より東高野街道沿いに信貴山口まで大軌枚岡線が免許交付。詳細は大阪電気軌道未成線を参照。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1992年(平成4年)3月19日 - ホーム延長工事完成で6両編成対応になる。昼間の普通が1時間3本から6本になる。
- 2006年(平成18年)3月21日 - この日より新設された区間準急の停車駅になる。昼間は普通3本/時、区間準急3本/時。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- テンプレート:Color奈良線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急
- 通過
- テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急