旭岳温泉
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旭岳温泉(あさひだけおんせん)は大雪山の主峰である旭岳の麓、北海道上川郡東川町にある温泉。大雪山の表玄関となっていて夏季は登山の拠点となる。特に高山植物の開花のシーズンと紅葉のシーズンは混雑する。冬季は、スキーの合宿地として利用される。
泉質
温泉街
大雪山の西側にあり、大雪山系の反対側(東側)にある層雲峡温泉は全国的に有名な温泉街であるが、旭岳側は静かでゆったりとした温泉街となっており、ホテル・民宿・ユースホステル等がロープウェー山麓駅まで道道に沿って十軒前後存在するが、国立公園内でもあり歓楽色はない。宿によっては部屋の窓から旭岳が望めるところもある。宿泊者は天人峡温泉と共通の温泉手形で両温泉地の中から3か所の湯めぐりができる。
旭岳温泉は裏庭にミズバショウが咲くような高原にあるが、旭岳温泉からロープウェイで登った姿見の池近辺は、気候的には本州の日本アルプスあたりでは2500m以上の高原に相当し、日本最大の高山植物の花畑が広がっており、登山装備が無くても高原を散歩できる。
冬は、ロープウェーで登った先の姿見駅から下へ滑り降りるスキーコース、 旭岳スキーコースがあり、日本で最も遅くまで滑降できるスキー場として有名。圧雪はしているがスキー場ではないためパトロールはいない。
歴史
- この地は、湧駒別(ゆこまんべつ、アイヌ語で「湯に向かう川」)と呼ばれており、古くから温泉の湧出が知られていたようである。
- 1914年(大正3年)、旭川在住の阿久津啓吉が温泉を発見。
- 1916年(大正5年)、同人が湯小屋を建てる。
- 1954年(昭和29年)、当地までの車道開通。
- 1967年(昭和42年)、ロープウェイ運行開始。
- 1982年(昭和57年)、勇駒別温泉から旭岳温泉に改名する。
アクセス
- 路線バス
- 車