小木町 (新潟県)
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テンプレート:Infobox 小木町(おぎまち)は、かつて新潟県佐渡郡におかれていた行政区である。佐渡の北に位置する両津市に対応する島の南の玄関であった。2004年の合併により、現在は佐渡市の一部である。
目次
地理
佐渡の南、小木半島がかつての町域である。小佐渡丘陵の一部だが、丘陵はこのあたりでは標高が低い。海岸線は入り組み、岩が多いが、変化に富む景勝地である。佐渡弥彦米山国定公園の一部である。
南東側の佐渡小木海岸の東端に小木港があり、そこが旧町の中心であり、佐渡のいっぽうの玄関口として発展した。小木港には「内の澗」と「外の澗」があり、海に突き出る城山で区切られている。内の澗は弁天崎と城山に囲まれた湾入部で、小木漁港として使われる。外の澗は、城山の東で外に開け、佐渡汽船のフェリーやジェットフォイルと、観光船が発着する小木港である。
隣接していた自治体
歴史
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い羽茂郡小木町、木野浦村、木流村、大浦村、井坪村、堂釜村、小比叡村が合併し、小木町が発足。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 郡の統合により佐渡郡に所属。
- 1901年(明治34年)11月1日 - 佐渡郡岬村と合併し、小木町を新設
- 2004年(平成16年)3月1日 両津市、相川町、佐和田町、金井町、新穂村、畑野町、真野町、羽茂町、赤泊村と合併して、佐渡市となり消滅。
行政
- 町長:中川忠夫(2001年3月 - 2003年3月)
- 2001年3月25日選出。得票同数で抽選となった。
経済
産業
農業就業人口は31%に低下したが、21世紀初めの農家人口率はなお47%とする。米作のほか、柿、大豆、野菜の栽培が主である。漁業ではブリ、サザエなどの近海操業が中心である。「たらい舟」は観光の対象ともなり、小木を象徴する風物としてTV番組などにも取り上げられる。
佐渡の南の玄関口としての利便もあり、千石船の出入りした江戸時代の港町(宿根木地区)の遺産と展示、海岸の景勝を資源とする観光業が盛んである。
- 産業人口
- 第1次産業就業者数:480人
- 第2次産業就業者数:721人
- 第3次産業就業者数:1,086人
姉妹都市・提携都市
地域
健康
- 平均年齢
教育
- 小木中学校
- 深浦中学校(中学校は既に合併して、存在しない)
- 小木小学校
- 深浦小学校(現在は小木小学校と合併して存在していない)
交通
道路
国道350号が町の中心から北に向かって走り、羽茂町に接続した。
船舶
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 鼓童文化財団
- 八島(矢島)・経島
- 蓮華峰寺 金堂・弘法堂・骨堂 国の重要文化財
- 海潮寺 御所桜(国の天然記念物)
- 宿根木 国の重要伝統的建造物群保存地区
- 海運資料館
- 幸丸展示館
- 佐渡国小木民俗博物館 千石船展示
- 佐渡考古資料館、
- 日本アマチュア秀作美術館
- アース・セレブレーション (8月)
- 小木ダイビングセンター
参考文献
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
外部リンク
- 鼓童 - 佐渡市小木を根拠地に活動する世界的な和太鼓集団。文化庁などと提携した特別公演を主催する他、毎年、世界公演ツアーを行っている。
- 国土地理院 地形図閲覧システム 2万5千分1地形図名:小木(北西)
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