竹原駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年8月9日 (土) 16:11時点におけるTadami Line:ftfvhbhbced (トーク)による版
竹原駅(たけはらえき)は、広島県竹原市中央一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。
駅構造
1面2線の島式ホームを持つ地上駅で、列車の行き違いが可能。駅舎は線路の北側にあり、各ホームへは跨線橋とエレベーターで連絡している。
みどりの窓口の他にオレンジカード対応の自動券売機が設置されており、ICOCAや相互利用対象のICカードが利用できる。ただし自動改札機はなく、専用のカードリーダーで処理する。
三原地域鉄道部が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。
- のりば
1 | テンプレート:Color 呉線 上り | 三原・福山方面 | |
---|---|---|---|
2 | テンプレート:Color 呉線 下り | 呉・広島方面 |
- 1番線は上り本線であり、信号機の配置上は呉方面からの到着と三原方面への出発のみ可能である。
- 2番線は下り本線(兼上り副本線)で、同様に両方向の着発が可能である。
- かつては2番線のさらに南側に数本の貨物用側線と、そこから南東に分岐して三井金属鉱業竹原精煉所に至る専用線があったが、いずれも撤去されている。
- 貨物用側線は駅の東側にもあり、大部分は撤去されているものの、1番線の安全側線西側の地点から呉側に分岐する1線(竹原警察署の東側に車止め設置)とそこからスイッチバックして三原側に伸びる1線のみは残されており、工事用車両の留置等に使用されている。
- 1日1往復のみ広島方面から当駅終着・始発の電車が設定されている。
- 2011年(平成23年)3月のダイヤ改正より、列車接近放送は案内のアナウンスに続いてメロディが流れる方式に変更された。メロディは、広島シティネットワーク標準のものを使用している(1番線は広島駅4・9番線と同じもの、2番線は広島駅2・7番線と同じもの)。
駅周辺
- 竹原警察署
- 芸陽観光 竹原駅前案内所
- 藤三 竹原ショッピングセンター
- ナフコ 竹原店
- イズミ 竹原店
- フジ 竹原店(旧 パルティ・フジ 竹原店)
- あいふる316(駅前商店街)
- 竹原・町並み保存地区(駅から北東に徒歩15分)[1]
- 竹原シティホテル
- 竹原市役所
- 竹原書院図書館
- 竹原本川郵便局
- 竹原郵便局
- 広島県立竹原高等学校
- 竹原市立竹原中学校
- 竹原市立竹原小学校
- 竹原自動車学校
- 竹原港
- 国道185号
- 国道432号
- 広島県道246号竹原港線
バス
駅前にはバス・タクシーや送迎車用のロータリーや駐車場が設けられており、駅舎を出て左手のスペースに芸陽バスが発着している。
市内各地や三原・西条の各駅を結ぶ路線バスのほか、広島駅とを結ぶ都市間高速バス『かぐや姫号』が利用可能。
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 1,820 |
2000年 | 1,750 |
2001年 | 1,651 |
2002年 | 1,568 |
2003年 | 1,492 |
2004年 | 1,409 |
2005年 | 1,370 |
2006年 | 1,308 |
2007年 | 1,253 |
2008年 | 1,187 |
2009年 | 1,129 |
2010年 | 1,121 |
歴史
1932年(昭和7年)の開業時の所属路線は三呉線。その後、1935年(昭和10年)に呉線に改称となり、現在に至る。
2013年(平成25年)に完了したバリアフリー化では、1日平均乗降人数3,000人未満の駅に国の補助金を用いて改修した駅としては、JR西日本広島支社管内初で、総事業費は約1億9,800万円(市9,900万円、国6,600万円、広島県3,300万円を負担)[2]。
年表
- 1932年(昭和7年)7月10日 - 三呉線 安芸幸崎駅 - 竹原駅間延伸により開業。当初は終着駅であった。
- 1935年(昭和10年)
- 1984年(昭和59年)1月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 夜間滞泊をしない当駅折り返し列車の運転区間が三原駅まで延長となる。
- 2003年(平成15年)10月1日 - ジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅となる。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 臨時快速「瀬戸内マリンビュー」新設に伴い、停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)10月 - バリアフリー化に着手[2]。
- 2013年(平成25年)3月29日 - バリアフリー化が完了し、改札口とホームをつなぐエレベーターの使用を開始[2]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color呉線
- 臨時快速「瀬戸内マリンビュー」停車駅
脚注
テンプレート:脚注ヘルプ 注釈 テンプレート:Reflist 出典 テンプレート:Reflist
関連項目
- 町並み保存地区を初めとした、竹原市が舞台として描かれているアニメ作品。当駅の駅舎や駅名標、駅舎を出てすぐの路面に描かれた「おかえりなさい」の文字などが忠実に描き起こされた。