仕事始め

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仕事始め(しごとはじめ)とは、1月2日に年が明けて初めて仕事をすること。

解説

1月2日には普段の仕事を形だけ行い、その年の労働の安全や技能の上達を願うならわしである。

農村では田畑にを入れたり、作りの作業を始め、田のを祀って米や餅などを供えた。山村では山の神を祀り、木の伐り初めを行った。漁村では、船霊を祀って舟の乗り初めを行った。商家では、初売初荷が仕事始めに当たる。

官公庁では毎年1月4日官庁御用始めとして初めて執務を行う日としており[1]、一般企業でもこれに準じていることが多い(1月5日を仕事始めとする企業もある)。昭和後期までは、特に女性社員が着物を着て出社する場合もあった。

日本国外では多くの諸国で新年の休日は元日のみで、1月2日には通常業務が開始される。

関連項目

脚注

  1. 『年中行事事典』p319 1958年昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶東京堂出版