柴漬

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  1. 京都の伝統的な漬物。本項で解説する。
  2. 柴漬(ふしづけ)は、柴を束ねて水に沈め、中に入った魚を捕らえる方法。
  3. 処刑方法の一種。罪人をで包んで縛り上げ、重りをつけて水底に沈める。

テンプレート:栄養価 柴漬け(しばづけ)は、茄子やきゅうりを刻み、赤紫蘇の葉を加え塩漬けにした、京都の伝統的な漬物。すぐき千枚漬と並んで京都の三大漬物と言われている。紫蘇の赤紫色が鮮やかで、酸味が強い。日本全国に普及しほぼどこでも売られている。

本来は「紫葉漬け」であり「紫葉」とは赤紫蘇のことである。郊外の大原はシソが名産だったが、平家滅亡後に大原に隠棲した建礼門院(平徳子)が、里人の差し入れた漬物を気に入り、紫葉の漬物=「紫葉漬け」と名付けたという伝承がある。

本来の製法で漬ける場合は、熟成まで1年近くかかるとされる。現在は胡瓜茗荷などを入れる事もあり、酢漬けにされるが、本来は茄子と紫蘇の葉、そして塩を用い、酸味は乳酸菌による乳酸発酵に由来するものだけで酢は使用しなかった。現在この酢を使用しない製法のものは「生柴漬」「生紫葉漬け」などという名称で販売されることが多い。

山口美江が「紫葉漬け食べたい」とつぶやく、フジッコ・漬物百選のテレビCMがあり、一世を風靡した。

脚注


外部リンク