築土神社

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築土神社(つくどじんじゃ)は、東京都千代田区九段にある神社である。通称、築土明神

創建時の祭神・平将門に因み、武勇長久の神社として親しまれ、千代田区北の丸公園にある日本武道館氏神でもある。 毎年正月に授与される勝守(かちまもり)は有名。

祭神

現在は天津彦火邇々杵尊(あまつひこほのににぎのみこと)を主祭神とし、平将門、菅原道真を配祀する。

江戸時代の文献によると、平将門の首(頭蓋骨や髪の毛)そのものも、かつては当社内に安置されていたといわれ、多くの将門所縁の社寺の中で、将門信仰の象徴的神社となっていた。もっとも明治になると、教部省の指示により将門は相殿に格下げされ、代わって天津彦火邇々杵尊が主祭神となり現在に至っている。 また、戦災で焼失するまで、将門の首を納めたという首桶、将門の肖像画(束帯姿)、木造の束帯坐像等が社宝として伝わっていたが、昭和20年4月、戦災により社殿とともに全て焼失し、現在は、一部の写真が残るのみである。 拝殿の装飾や絵馬等には,巴紋のほか,平将門に因んだ繋ぎ馬(つなぎうま)の紋が使用されているが,これは神社境内にある天水桶文政元年)の彫刻を模したもので,築土神社の登録商標となっている(平成23年現在)。

歴史

祭事・年中行事

  • 9月15日の例大祭に至る一週間の行事を「築土祭」と呼び、節目の年には神輿渡御などが行われる。

所在地・交通

東京都千代田区九段北1-14-21

関連項目

外部リンク

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