市川市動植物園
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テンプレート:Coord 市川市動植物園(いちかわしどうしょくぶつえん)は市川市の市立動物園。 園内は、レッサーパンダなどを中心とした小動物を飼育している。
展示動物
入り口にはレストハウス、自然博物館があり、動物の標本がある。
中心部にはサル山があり、ニホンザルを飼育。
その周辺には、家畜ゾーンやなかよし広場があり、レッサーパンダも居る。 市川はレッサーパンダの飼育に関しては歴史がある。 なかよし広場は、ウサギ、モルモット、ニワトリ、ブタ(ミニブタ)、ヒヨコなどに触ることができる。 小獣・モンキーゾーンには、キツネザルやリスザル、コツメカワウソ・カナダカワウソやアライグマ、タヌキなどもいて充実している。
フライングケージは広いオリを生かして鳥が40羽近く飼育されている。 その先の竹林にはエミューが居て、さらに奥のミニ鉄広場がある。
ミニ鉄広場にはミニ鉄道、遊具がある。 さらにオランウータンがいて、レッサーパンダ2号舎がある。 2号舎のレッサーパンダは多摩動物公園や東北サファリなどから移籍したものもいる。 2号舎は1号舎と違い、金網状の展示施設。
2013年夏にコツメカワウソ舎で“流しカワウソ”というパイプを用いた遊具を展示し、話題となった[1](詳細は「流しカワウソ」を参照)。
周辺施設
交通機関
- 北総鉄道大町駅から自然観察園・バラ園経由で徒歩20分
- JR武蔵野線市川大野駅から徒歩約40分
- 市川市コミュニティバス北東ルートで約15分(一日4往復)
- JR総武線・都営地下鉄新宿線本八幡駅および京成電鉄京成八幡駅からタクシーで約30分
- 土曜・休日のみ、本八幡駅から市川大野駅経由で路線バスが運行されている
希少動物盗難事件
2003年6月20日、オスのレッサーパンダ「天天(テンテン)」とワタボウシパンシェ(キヌザル科)1頭が盗まれてしまうという事件が発生した[2]。犯人(既に逮捕)は転売目的で動物を盗み(他にも埼玉県のこども動物自然公園などから動物を盗み出していた)、テンテンは秋田県に売り飛ばされてしまったが、後に無事に保護されて約4か月後の10月22日、市川に帰ってきている。
脚注
- ↑ 流しカワウソ 大人気!ネットで大ウケ 来園者3割増2013年8月2日 06:00 スポニチweb
- ↑ 市川市動植物園20年の足跡 - 市川市動植物園