地下横断歩道
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地下横断歩道(ちかおうだんほどう)とは、地下道の内で、主に車道や線路を横断するための歩道。立体横断施設のひとつで、車道や線路の上にかかる横断歩道橋と同様の役割を果たす。高さ・スペースなどの問題から歩道橋では実現できない時、美観を維持するためなどに採用されることが多い。斜路をそなえて、自転車の通行も可としている場合も多い。大都市では、地下街や地下鉄のコンコースがその役割も兼ねている。なお、名称をつける場合は、単に「地下道」とすることがある[1]。また、海底トンネルの地下歩道部分をこのように呼ぶこともある。
建造例
- 北34条地下歩道(北海道札幌市北区)
- 二条市場-狸小路間地下通路(北海道札幌市中央区) - 創成川公園建設により、現存せず。
- 幣舞橋地下連絡通路(北海道釧路市) - ロータリー地下部分(富士見坂 - 幣舞橋 間)、及び幣舞橋両歩道間を連結。
関連項目
出典
- ↑ 例えば高山国道事務所・お知らせにおいて、「松倉地下道」と命名。