曳舟駅 (大阪府)
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テンプレート:駅情報曳舟駅(ひきふねえき)は、かつて大阪府大阪市西成区にあった南海電気鉄道天王寺支線の駅(廃駅)である。
1945年(昭和20年)6月に甚大な戦災被害を受け、隣の大門通駅と一緒にしばらく放置された後、1949年(昭和24年)に大門通駅とともに廃止されてしまう。その被害というのは、大きな破孔ができ、雨が降ったときにはそれがそのまま池になるというぐらい大きなものであった。
当駅・大門通駅廃止と同時に今池町駅が開業し、天王寺支線と平野線や阪堺線との接続が図られた。
歴史
- 1908年(明治41年)3月1日 開業[1]。
- 1945年(昭和20年)6月26日 戦災被害(アメリカ軍による爆撃「第5回大阪大空襲」)。
- 1949年(昭和24年)6月20日 当駅廃止。今池町駅開業。
その他
- 大門通駅と飛田本通駅とは場所は同じかも知れないが、全くの別駅。その上、史料が少ないために、確たる場所は不明で名前だけが残る。
- 駅の所在していた場所は、区画整理前の地名では曳舟町である。
隣の駅
脚注
関連項目
テンプレート:南海天王寺支線- 元の位置に戻る ↑ 明治40年度『鉄道局年報』p.29(国立国会図書館近代デジタルライブラリーより) なお、年報では駅名は「曳船」となっている。