立命館小学校

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ファイル:Stone Memorial (Ritsumeikan Primary School, Kyoto, Japan).JPG
石碑「培根達支」
朱子が編纂した『小学』の「題辞」(序文)の一節「建学立師、以培其根、以達其支」より(1912年夏・西園寺公望 揮毫)

立命館小学校(りつめいかんしょうがっこう、英字表記:Ritsumeikan Primary School)は、京都府京都市北区小山西上総町にある私立小学校

概要

2006年4月に開校した。立命館中学校への推薦入学制度を設け、立命館高等学校卒業までの12年間を各4年間の3ステージに再編して小中高一貫教育を行う。初代校長は後藤文男(2006年4月−2008年3月)、2代目校長は深谷圭助(2008年4月-2010年3月)、3代目校長(現職)は浮田恭子(2010年4月-)。現職の校長顧問は陰山英男。 立命館小学校の原点は、大正時代に編纂された「立命館中学の過去現在及将来」にみることができる。この中で学園設立者の中川小十郎は以下のように述べている。

「本校にては將來適當の時機を見て更に小學校を附設して始めより好く中學教育に聯絡統合せしむべき方針の下に初等教育を施して以て中等教育を完全にし併せて高等教育の功果を完全ならしむる基礎を作らんことを期す而して之實に立命館の教育系統を全からしむるに必要なる所以なり」

校名の由来は、学校法人立命館# 法人名の由来を参照。

特徴

教育の柱として、以下を標榜している。

  • 確かな学力形成
  • 真の国際人を育てる教育
  • 豊かな感性を育む教育
  • 高い倫理観と自立心を育む教育

授業時間

授業は、通常1コマ45分で行われる。全学年1日6時間授業。土曜日授業の日は1日4時間授業(第3学年以上は2週間に1回、土曜日授業の日がある。)。

  • モジュールタイム
「朝の会」から毎朝1校時目が開始されるまでの15分間に行なわれる。「百ます計算」、英語や国語の「音読」「暗唱」にあて、脳のウォーミングアップを行う時間帯のこと。これにより、生徒たちの集中力を高めるのが目的である。
授業の終わりに徹底した「反復学習」を行い基礎学力の定着を計る。2010年4月から全学年で2コマに拡大された[1]
  • アフタースクール
放課後行われる、1コマ45分の課外授業のこと。スポーツサッカーチアリーティングなど)、芸術能楽茶道など)、教養外国語学習そろばんなど)の講座が用意されており、参加したい生徒は各自の興味に応じて好きな講座を受けることができる。

移転

5・6年は2014年9月に長岡京キャンパスに移転することが確定している。

食育

大津プリンスホテル給食の供給を委託しており、衛生栄養に関する配慮のほか、給食を通してマナーを学ぶことにも力点が置かれている。[2]

登下校時の安全

交通系ICカードPiTaPa)のシステムを応用した児童証を各生徒に持たせ、登下校管理を行っている。このシステムでは登下校情報のほか、駅での乗降(入出場)の際にも保護者宛てに電子Eメールが送信される。また「保護者証」も発行しており、保護者の学校訪問などの際は迅速に身元が確認できる。

顧問委員

交通

[4]

系列校

関連項目

脚注

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  1. 立命館小学校 浮田恭子 校長先生 インタビュー - 小学校受験新聞(小学校受験総合研究所、2010年5月13日付、同年9月20日閲覧)
  2. 給食について - 立命館小学校(2010年9月20日閲覧)
  3. 立命館校友会報「りつめい」No. 219、21頁(2005年1月発行)
  4. アクセス - 立命館小学校(2010年9月20日閲覧)

外部リンク

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