東武鉄道川越工場
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川越工場(かわごえこうじょう)とは、埼玉県川越市にある東武鉄道の車両工場。東上線の川越市駅に隣接する。
概要
1971年(昭和46年)に発足した。東上線車両の全般検査や重要部検査を担当している。 実際の業務は関連会社の東武インターテック株式会社に委託している。
東上線所属車の8000系車両は、秩父鉄道を介して南栗橋車両管区南栗橋工場へ回送の上、検査を行っている。
歴史
1914年(大正3年)5月に六軒町駅(現・川越市駅)が開業すると、東上鉄道は車両留置線を駅に隣接して設置した。また立て続けの区間電化に伴って電車の留置が始まると、1929年(昭和4年)には正式に「川越電車庫」とした。
しかし、車両増加に伴い施設の限界が差し迫り、1971年、川越電車庫の機能は森林公園駅開業と共に隣接して設置された森林公園検修区に移転した。それと同時に、空いた土地を利用して東上線唯一となる川越工場が発足。2000年(平成12年)の川越市駅構内改良に際しては、工場際の留置線が1本増えた。
担当車両
東上線車両
- 一部の8000系(ワンマン車を除く)
- 9000・9050系
- 10000・10030・10050系
- 50000・50070・50090系
- 30000系(東上線所属車のみ)
上記以外の車両については南栗橋車両管区へ回送され検査を受ける。