木次鉄道部
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テンプレート:車両基地 木次鉄道部(きすきてつどうぶ)とは、島根県雲南市の木次駅構内にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道部である。
本項では、木次駅に置かれていた乗務員区所の沿革についても記述する。
概要
ローカル線の活性化と効率的な鉄道運営ができるように1990年6月1日から鉄道部制度を導入し、宍道駅と備後落合駅をのぞく[1]木次線全線を木次鉄道部が運営するように改められた。
米子支社が管轄している。
所属車両
2012年4月1日現在の所属車両は、キハ120形気動車の200番台3両と、0番台5両が所属している[2]。8両すべてにトイレが設置されており、木次線・山陰本線(宍道駅 - 松江駅間)で運用されている。
車両基地は、島根県雲南市の木次駅構内に設けられており、所属車両の車体に記される略号は、米子支社を意味する「米」と、鉄道部所在地(木次駅)の電報略号である「キス」を組み合わせた「米キス」である。
- JRW kiha120 206.jpg
キハ120形気動車(出雲坂根駅 2007年9月26日)
- JRW Kisuki Dep depot.JPG
木次駅構内にある車両基地
乗務員
乗務員は木次列車支部に所属している。乗務範囲は木次線全線と、山陰本線宍道駅 - 松江駅間である。
歴史
- 1986年(昭和61年)2月1日:出雲車掌区木次支区が木次駅乗務員になる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道に継承。
- 1990年(平成2年)6月1日:鉄道部制度に伴い、第1次鉄道部として発足。木次運転区・木次駅乗務員が統合される[4][5]。
脚注
参考文献
- 『データで見るJR西日本 2001』西日本旅客鉄道