小河勝

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小河 勝(おごう まさる、1944年9月18日 - ) は、大阪府大阪市出身の教育者。中学生向けの国語、算数の教材「小河式プリント」がベストセラーになった。盟友の陰山英男とともに「ゆとり教育」に警鐘を鳴らし、小・中学生の基礎学力向上に取り組んでいる。

信州大学文理学部を卒業、大阪市立本庄中学校の臨時講師を務めたのをきっかけに教育に関心を持ち、1973年昭和48年)に大阪市立加美中学校の教諭になった。その後、港中学校を経て、1998年平成10年)から市岡中学校に勤務し、2005年3月に退職。中学生の自主学習を手助けする「小河学習館」の館長を、また、現在大阪樟蔭女子大学非常勤講師も務めている。橋下徹・大阪府知事の意向で、2008年10月から大阪府教育委員会委員に就任した。

小河式プリントは、「百ます計算」などを取り入れた書き込み式の教材。基礎学力の養成に役立つとして、全国の中学校や学習塾で利用されている。

主要な著書

  • 『未来を切り開く学力シリーズ―小河式プリント―中学国語基礎篇』文藝春秋社
  • 『未来を切り開く学力シリーズ―小河式プリント―中学数学基礎篇』文藝春秋社
  • 『学力低下を克服する本』文藝春秋社(陰山英男と共著)
  • 『親子でつける自信と学力―小河式―家庭学習に本当に大切なこと』エクスナレッジ

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