星川駅 (神奈川県)
テンプレート:駅情報 星川駅(ほしかわえき)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区星川一丁目にある、相模鉄道本線の駅である。星川管区として、西横浜駅 - 和田町駅間を管理している。
目次
駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有している。本線のダイヤ上の中心駅のひとつであり、ラッシュ時間帯や日中の一部に各停は当駅で急行の通過待ち、快速の接続待ちをすることが多い。内側2線(2・3番線)が本線、外側2線(1・4番線)が待避線である。
2006年(平成18年)5月20日のダイヤ改正で、平日のラッシュ時を除き快速と各停の接続待ちが行われなくなったが、2009年(平成21年)11月1日のダイヤ改正で再び日中も快速が各停と接続するようになった。接続する快速と各停はいずれも湘南台駅発着である。大和駅発着の各停は接続なしで、下り二俣川駅まで先着し、同駅で急行と快速にそれぞれ接続する。上りは横浜駅まで先着する。
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以前の南口(2001年7月20日)
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路上から見る仮駅舎(2009年11月23日)
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路上から見る以前の駅舎(2001年7月20日)
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上り仮ホームより二俣川方面を望む (2009年6月21日)
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仮駅舎より横浜方面を望む(2009年11月23日)
- Hoshikawa Railway Station in Yokohama(Reconstruction plan).jpg
工事計画
のりば
1 | テンプレート:Colorテンプレート:Color本線 | 二俣川・大和・海老名・いずみ野線直通 いずみ野・湘南台方面(待避線) |
2 | テンプレート:Colorテンプレート:Color本線 | 二俣川・大和・海老名・いずみ野線直通 いずみ野・湘南台方面(本線) |
3 | テンプレート:Colorテンプレート:Color本線 | 横浜方面(本線) |
4 | テンプレート:Colorテンプレート:Color本線 | 横浜方面(待避線) |
通過列車は下りは2番線、上りは3番線を使用する。停車列車は、下りは待避のない場合でも1番線の発着が多く、それに各駅停車が停車している場合の快速が2番線停車の列車となる。上りは待避のない場合は3番線、待避・接続待ちがある列車は4番線の発着となる。
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は27,669人である[1]。近年の1日平均乗車人員推移は下記のとおり。
年度 | 1日平均 乗車人員[2] |
---|---|
1998年 | 11,295 |
1999年 | 11,423 |
2000年 | 11,708 |
2001年 | 11,996 |
2002年 | 12,012 |
2003年 | 12,558 |
2004年 | 12,410 |
2005年 | 12,696 |
2006年 | 12,994 |
2007年 | 13,466 |
2008年 | 13,687 |
2009年 | 13,724 |
2010年 | 14,055 |
2011年 | 13,902 |
2012年 | 14,125 |
連続立体交差事業
当駅 - 天王町駅間約1.8kmにわたる連続立体交差事業(高架化工事)が進められており[3]、9か所の踏切がなくなり交通渋滞が緩和される見通し。2018年度の竣工を予定している。これにともない当駅も島式2面4線の高架駅となるが、相鉄によると通過設備を保ちつつ工事を進めるとのことである。
駅周辺
駅北側は保土ケ谷区の行政中心地であり、区の主要な官公庁が集中している。
かつての星川駅周辺には数多くの工場が存在したが、それらの撤退とともに大規模な再開発がなされた。駅の北側にあった富士紡績の工場跡地は官公庁街となり、保土ケ谷区役所や保土ケ谷警察署などが移転してきた。駅前南側にあった古河電池の敷地は星川SFビルとマンションになった。保土ケ谷清掃工場跡地には保土ケ谷図書館などの公共施設が設置された。駅の南東側にあった日本硝子のビール瓶工場跡地は横浜ビジネスパークとなり、野村総合研究所やソニーの事業所が入居している。
北口
- 保土ケ谷区役所
- 神奈川県警察保土ケ谷警察署
- 横浜市消防局本部
- 保土ケ谷消防署
- 保土ヶ谷郵便局
- ゆうちょ銀行 保土ヶ谷店
- 横浜市保土ケ谷図書館
- 横浜市保土ケ谷公会堂
- イオン天王町店
- ホームセンターコーナン 保土ヶ谷星川店
- ケーズデンキ 星川パワフル館
- 横浜市立帷子小学校
- 横浜市立峯小学校
- 横浜市営バス保土ヶ谷営業所
南口
バス路線
最寄り停留所は、駅南口ロータリにある星川駅と駅南側を走る道路にある星川駅前となる。以下の路線が乗り入れ、横浜市営バス、相鉄バスにより運行されている。
星川駅(駅前ロータリー)
星川駅前(徒歩3分)
- <22> 和田町駅経由保土ヶ谷駅西口行/大門通経由保土ヶ谷駅西口行(市営)
- <25> 花見台経由保土ヶ谷駅西口行/大門通経由保土ヶ谷駅西口行、横浜駅西口行(市営)
- <浜16> 横浜駅西口行/和田町駅経由西原住宅行(相鉄)
歴史
- 1927年(昭和2年)5月31日 - 神中鉄道(相模鉄道の前身)の北程ヶ谷駅として開業。当時は横浜側の終点であり、当駅と厚木駅を結んでいた。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 星川駅に改称。
- 1969年(昭和44年)4月23日 - 橋上駅舎完成[4]。
- 1971年(昭和46年)12月15日 - 駅南側に隣接していた星川工場の機能をかしわ台に移転。跡地は電留線と星川車掌区になる。
- 1993年(平成5年)2月14日 - 西横浜駅付近の戦時中の不発弾処理に伴い、当駅 - 横浜駅間が運休となり、この日に限り急行が当駅に臨時停車。
- 1999年(平成11年)2月27日 - 快速の運転が開始され、当駅が停車駅となる。
- 2003年(平成15年)8月23日 - この日のダイヤ改正より駅構内の一部電留線を使用停止。撤去を開始。
- 2006年(平成18年)5月20日 - この日のダイヤ改正より駅構内のすべての電留線を使用停止。西横浜駅へ機能を移管。
- 2007年(平成19年)11月3日 - 連続立体交差事業によるこの日のダイヤ改正より上りホームが仮ホームになり、拡幅される。当初は3番線ホームの線路際は屋根が設置されていなかった。
駅名の由来
旧駅名の「北程ヶ谷」と「星川」は、ともに駅所在地の地名に由来する。
その他
2003年(平成15年)8月に定期運用を離脱した新6000系6717編成「緑園都市号」と旧塗装に復元された6707編成の2本が、数か月の間当駅の電留線に留置されていた。
隣の駅
- テンプレート:Colorテンプレート:Color相模鉄道
- 本線
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Color急行
- 通過
- テンプレート:Color快速
- テンプレート:Color各駅停車
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Color急行
脚注
関連項目
外部リンク
- 相模鉄道 星川駅
- 相鉄Style(相鉄スタイル) 星川駅 - 相鉄沿線口コミ情報サイト
- ↑ 相鉄グループHP「相鉄乗降人員」
- ↑ 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
- ↑ 相鉄グループHP「相模鉄道本線(星川駅 - 天王町駅)連続立体交差事業」
- ↑ 柴田重利『日本の私鉄13 相模鉄道』保育社、1967年、149ページ