西横浜駅

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西横浜駅(にしよこはまえき)は、神奈川県横浜市西区西平沼町にある相模鉄道本線である。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。

なお、当駅の北側には電留線が設置されているが、これは星川駅周辺で連続立体交差事業が行われているため[1]、同駅にあった電留線をすべて移設したものである。

2005年6月26日に橋上駅舎を改築し、新たにエスカレーターエレベーターが設置され、従来駅舎外にあった公衆トイレが駅舎内(改札外)に内包された。

駅舎は、相鉄線と構内南側で平行する東日本旅客鉄道(JR東日本)東海道本線を跨ぐ架道橋に直結している。駅舎改築時に階段付近にエレベーターが設置され、駅舎までのバリアフリールートが確保された。

のりば

1 テンプレート:Colorテンプレート:Color本線 二俣川大和海老名湘南台方面
2 テンプレート:Colorテンプレート:Color本線 横浜方面

テンプレート:-

利用状況

2012年度の1日平均乗降人員は13,106人である[2]

近年の1日平均乗車人員推移は下記のとおり。

年度 1日平均
乗車人員[3]
1998年 6,659
1999年 6,294
2000年 6,143
2001年 6,177
2002年 6,053
2003年 6,023
2004年 5,916
2005年 5,923
2006年 6,019
2007年 6,090
2008年 6,126
2009年 6,265
2010年 6,359
2011年 6,369
2012年 6,454

駅周辺

バス路線

駅南側を走る国道1号上にある水道道(すいどうみち)停留所が最寄りとなり、横浜市営バス(市営)、神奈川中央交通(神奈中)、相鉄バス(相鉄)の路線が発着する。

歴史

1929年(昭和4年)2月14日に、厚木方から当駅まで開通した。開通当時から国鉄程ヶ谷駅(1931年に保土ヶ谷駅に改称)と結ぶ連絡線があり、この線路を経由して貨物列車の運行が行われていた[4]。1948年(昭和23年)9月13日に正式にこの連絡線は免許を得て開通した。この時点での営業キロは0.8 kmとされていた[5]。貨物線は主に砂利輸送に使用されていたが、相模川の砂利資源枯渇に伴い1964年(昭和39年)に打ち切られた[4]。また他に相模大塚駅在日米軍厚木基地の航空燃料)や厚木駅小野田セメント生コン工場の原料セメント)等への貨物輸送が行われていた[6]。1979年(昭和54年)10月6日付でこの貨物線は廃止となったが、廃止時点での営業キロは1.0 kmとなっていた[5]。いつ改キロが行われたかは不明である。貨物線廃止に伴い、残っていた米軍燃料輸送やセメント輸送は茅ヶ崎駅から相模線経由に輸送経路を変更された。

年表

駅名の由来

横浜西側にあるということから。

その他

  • 天王町駅 - 当駅間のカーブを過ぎると東海道本線・横須賀線と併走する。前記したが、横須賀線が東海道貨物線であった時期(SM分離以前)はカーブ付近の保土ヶ谷寄りで同線と接続する貨物線が合流し、この線を経由して新造車両などの「甲種輸送」が行われていた。貨物線の撤去後は相模線厚木駅経由とされた。
  • 駅の西側(正確には保線区に隣接)にはかしわ台車掌区西横浜分室・相鉄労働組合本部がある。

隣の駅

テンプレート:Colorテンプレート:Color相模鉄道
本線
テンプレート:Color特急・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color快速
通過
テンプレート:Color各駅停車
平沼橋駅(SO02) - 西横浜駅(SO03) - 天王町駅(SO04)

当駅 - 平沼橋駅間には、1957年まで古河電線駅が存在していた。

関連項目

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:相鉄本線
  1. 相鉄グループHP「連続立体交差事業」
  2. 相鉄グループHP「相鉄乗降人員」
  3. 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
  4. 4.0 4.1 テンプレート:Cite journal
  5. 5.0 5.1 テンプレート:Cite book
  6. 柴田重利 『カラーブックス562 日本の私鉄13 相模鉄道』 保育社、1982年、52 - 53ページ
  7. 『相鉄五十年史』1967年、106ページ