ネクロノミコン断章
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ネクロノミコン断章(ネクロノミコン だんしょう)は、ラヴクラフトの創造した架空の魔道書『ネクロノミコン』が実在したら、というコンセプトをもとにジョージ・ヘイによって編集された一種の洒落本である。日本では、学習研究社より翻訳されたものが、ハードカバー新書版「魔道書ネクロノミコン」の一項目として収録されている。
ネクロノミコン断章は一種の遊び心で出されたものだが、ロバート・ターナーのような本職のオカルティストや、オカルト関連の論評を数多く手がけるコリン・ウィルソンらの手が加わったため、徹底的な歴史考証や隠秘学的検証が加えられ、本格的な儀式の手順や神秘的な呪具の紹介など、ほぼ現存する魔道書に匹敵する体裁にまで整えられた。
ネクロノミコン断章に登場するアイテムなど
アイテム
- バルザイの偃月刀
- 旧支配者ヨグ=ソトースの召喚などに用いる儀式用の青銅製の偃月刀。
- イブン=グハジ(イブン=ハジ)の粉末
- 不可視の神話生物を可視にする事が出来る粉末。
- ズカウバの燻香
- 神話生物を捕らえて操る儀式のために用いる燻香。
結印
儀式に使用するための結印(ジェスチャー)。いずれも左手によって行う。
- ヴーア(ヴール)の印
- 旧支配者へ祈祷の際にするべき印。
- キシュの印
- 次元の門を開くための印。
- コスの印
- 次元の門を封じるための印。
- 古の印(旧神の印とも。同名の刻印もある。)
- 神話生物が避けていくという印。