播磨下里駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年4月6日 (日) 00:57時点におけるクハ681-201 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報

播磨下里駅(はりましもさとえき)は、兵庫県加西市王子町野中にある北条鉄道北条線

基本的には無人駅だが、特定の日を寺院「下里庵」として駅事務室を開放しており、この日に限って管理を受託している住職がボランティア駅長として、乗車券の臨時委託発売を行う。

2006年(平成18年)北条鉄道が活性化と無人駅荒廃防止のためにボランティア駅長を制定する。公募により、鉄道趣味のある僧侶が応募して、駅と寺院を合体した下里庵を開設した[1]

2012年(平成24年)8月、地方企業の無償労働奉仕と浄財寄付によって最新式多目的トイレと駅前駐車場が整備された。また、駅ホーム上に石庭が整備された[2][3]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。北東寄りに木造の駅舎を持つ。駅舎は1918年に建設されたものである。この駅舎とプラットホームについて、文化審議会は2013年11月に登録有形文化財とする答申を文部科学大臣に答申した(他に法華口駅・長駅も対象)[4]


駅周辺

歴史

  • 1917年大正6年)8月14日 - 播州鉄道の播鉄王子駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
  • 1923年(大正12年)12月21日 - 播丹鉄道の駅となる。
  • 1943年昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道の国有化により国鉄の駅となる。播磨下里駅に改称。
  • 1962年(昭和37年)3月1日 - 貨物の取扱を廃止。
  • 1985年(昭和60年)4月1日 - 北条鉄道の駅となる。
  • 2006年平成18年)6月 - 駅事務室を寺院「下里庵」として、特定日に委託営業開始。
  • 2012年(平成24年)8月10日 - 最新式多目的トイレ、駅前駐車場、石庭が整備される。

隣の駅

北条鉄道
北条線
法華口駅 - 播磨下里駅 - 長駅

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister

出典

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:北条鉄道北条線
  1. テンプレート:Cite web
  2. テンプレート:Cite web
  3. テンプレート:Cite web
  4. 加西・北条鉄道木造駅舎、有形文化財登録に喜びの声 - 神戸新聞2013年11月16日