水穂大橋

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北西側から見た水穂大橋

水穂大橋(みずほおおはし)は、北海道札幌市にあるで、豊平川に架かり、南郷通を通す。北西から南東にかかる橋の北西側が中央区、南東側が白石区である。バスケットハンドル型ニールセン系ローゼ桁橋。長さ150m、幅20m。

概要

1986年(昭和61年)に、古くからある一条大橋東橋の中間にかけられた。

横に傾けて配した2本のアーチを用いたローゼ橋である。2つのアーチの基部は車道の両側で橋台に付くが、空中の中央部で互いに接するように真ん中に寄っている。2本のアーチは何本もの横の柱で連結され、互いに傾いて支えあうような形になっている。アーチから細い鋼索で桁を吊る。

中央が片側2車線、計4車線の車道で、空間をあけて両側に歩道がある。歩道の中ほどは内側に少し広くなり、ベンチが置かれている。

アーチは遠目に美しく、近くでは上述の傾きによって車道を抱え込むような独特の形を見せる。美観に優れるが、そのデザインのせいで冬にはアーチに積もった雪が車道に落ちてくる。傾いたアーチが車道の上に張り出す位置関係になっているためである。歩道側に影響はない。札幌市は橋にヒーティング装置をとりつけて対策している。

橋の名前の由来は、南側の菊水地区の「水」と北側の苗穂地区の「穂」を取ったものである。橋梁の青緑色は周辺住民からのアンケートを参考に決められた。

外部リンク

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