元麻布ヒルズ
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元麻布ヒルズ(もとあざぶヒルズ)は、森ビルが開発した高級レジデンス(マンション)群である。フォレストタワー(地上29階 地下3階)・フォレストテラスイースト(地上6階地下1階)・フォレストテラスウェスト(地上5階地下1階)の三棟で構成されている。
概要
六本木ヒルズや愛宕グリーンヒルズなどの複合型ビル施設と異なり、森ビルの『ヒルズ』の中では唯一レジデンス棟のみで構成されている。 一本松坂沿いにメインゲートがあり、四季の丘を通りフォレストタワーへと続く。フォレストタワー最上階である地上29階には住民専用のルーフガーデン、地上28階にはスカイラウンジ、地下2階には住民専用のワインセラー、地上1階・地下1階には元麻布ヒルズスパ(四季の丘の下に位置)がある。
同じく地上1階にはStyle MOTOAZABUというイタリアン&日本食のレストランがある。デザイン監修は建築家内井昭蔵率いる内井昭蔵建築設計事務所やデザイナー集団のConran&Partners(テレンス・コンラン卿主催)。コンセプトは「森の都市」である。
本地の敷地の大部分は善福寺の所有地であったが、バブル景気直前の1983年に森ビルが善福寺より譲り受けた事を発端に開発に着手された[1]が、他の土地所有者との交渉や資金調達などが難航し、バブル崩壊を迎えたため一時中断された。その後は2000年に着工となり、2002年6月に竣工を迎えた。
善福寺正面から山門を見上げると巨大なシルエットが借景としての趣を醸し出している。総延床面積56,197.53平方メートル。総住戸数222戸。