ラグナロク (漫画)
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『ラグナロク』(RAGNARÖK、RAGNAROK、ラグナロック、 라그나로크)は大韓民国の漫画家、李命進(イ・ミョンジン、Lee Myung-Jin, 이명진)による、北欧神話を元にして作られたファンタジー漫画作品である。また、MMORPG「ラグナロクオンライン」の元となった作品としても知られている。日本語訳版は宙出版から刊行されている。
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2007年現在、筆を休めている。
目次
[非表示]登場キャラククター
()内は英語表記(英語翻訳版ではない)。日本語版は表記揺れが大きいが一般的なものを記載。
メインキャラ
- ケイアス (Chaos)
- ルーンナイト。バルドルの生まれ変わり。龍飛流という剣術を使う。所有する刀の名前は飛天(韓国語原作:マリジチョン(摩利支天)、英語版:Vison)。
- アイリス・アイリーン (Iris Irene)
- ケイアスとともに旅をするクレリック。符術によりケイアスの戦闘を支援する。フェイヨン3神刀のひとつ天龍刀を所有。
- フェンリス・フェンリル (Fenris Fenrir)
- 神族のひとりの転生。転生したバルドル(=ケイアス)を探していた。万波息笛という魔法の笛を所有。強力な魔法を駆使する。
- ロキ (Loki)
- ボーンメイルを身に纏ったアサシン。アサシンギルドの中でも最高の7人にのみ与えられる「ギロチンクロス」の称号を持つ。フォース(宇宙根源の”気”の力)を操り、己の肉体とマインドブラスターという短剣を駆使して戦う。
- リディア (Lidia)
- 自称トレジャーハンターのシーフ。
- セス (Ses)
- リディアの相棒。人語を話す尻尾が2本の猫。
フレイヤ側
- サラ・アイリーン (Sara Irene)
- エソテリックシャーマン。12人居るフレイヤ親衛隊ヴァルキリーのひとり。アイリスの異母姉。フェイヨン3神刀のひとつ海龍刀を所有
- ゼノビア・サディ・フレイル (Zenobia)
- 12人居るフレイヤ親衛隊ヴァルキリーのひとり。
- アルカナ (Arkana)
- ゼノビアの部下。
- リサ (Lisa)
- 12人居るフレイヤ親衛隊ヴァルキリーのひとり。
- ビジョウ (Bijou)
- ヒメルメズ (Himmelmez)
神々
- フレイヤ (Freya)
- オーディン (Odin)
- バルドルの父。1000年前の戦いの後、姿を消した。
- フギン (Huginn)
- ムニン (Muninn)
- バルドル (Baldur)
- ケイアスの前世。
- ベルダンディ (Verdandi)
- 現在を操る女神
- ウルド (Urdr)
- 過去を操る女神
- スクルド (Skuld)
- 未来を操る女神
- ティアメット (Tiamat)
- 龍神族の皇女。バルドルの母。
敵
- サクライ (Sakray)
- カースナイト。常に血を欲する呪われた魔剣タルタノス(Talatsu)を所有。
- 魔王モロク (Satan Morroc)
- タナトスにより封印された魔王。この魔王の名をとって封印の地はモロクと名づけられた。
その他
- ベルゼブ
- キュゲス (Kyugesu)
- タナトス (Thanatos)
- 400年前の魔剣士。魔王モロクを封印した。
- シバ
- アンジェリナ
- 女魔法士
- マジシャン。ゲフェン魔法祝祭でグスタフに敗れる。
- グスタフ・キューブ
- アイリスとサラの父
- カドモン
- ジュノーに住む賢者。
- レイナ
- 嘗てゲフェニアを追われたエルフの末裔。
- ゲイシル (Vanar)
- タイタニア (Titania)
- 過去に栄えた国の王女。ある人物の人生を左右させた女性だが、居城の間取りや周辺環境からグラストヘイムと思われる。
モンスター
- ガーゴイル
- ギガンテス (Gigantess)
- 巨人族。半機械生命体。
- フェイスワーム (Face Worm)
- 人面を持つモンスター。
地名
- プロンテラ(Prontera)
- イズルード(Izlude)
- アルベルタ(Alberta)
- フェイヨン(Payon)
- アイリスとサラの故郷。サラは過去の出来事から「殺し屋の村」と呼び忌み嫌っている。
- ゲフェン(Geffen)
- グラストヘイム (Glastheim) (英語版:Breidablik)
- 1000年前の戦いで廃墟になった城。バルドルの剣「センチネルブリーズ」が残されている。
- モロク(Morroc)
- アサシンギルドのある砂漠の街。魔剣士タナトスによって魔王モロクが封印された場所でもある。
- ジュノー (Yuno)
- ゲフェニア(Geffenia) (英語版:Alfheim)
- ゲフェンの地下深くに眠る土地。嘗ては太古に栄えたエルフの王国だったが、エルフから知恵と文化を授けられた恩義を忘れた人間たちが、ドワーフと連合を組んで侵略を企てたことにより滅亡した。その後は、エルフの賢者ゲイシルが製造した「ゲイシルの星」によって市街地が保護されているため、エルフですら立ち入りが出来ない。
書籍
韓国版
- RAGNARÖK 라그나로크 INTO THE ABYSS(著:이명진)
- 通常版
- (1998年11月)
- (1999年1月)
- (1999年4月)
- (1999年8月)
- (2000年2月)
- (2000年8月)
- (2001年1月)
- (2001年6月)
- (2001年12月)
- (2002年7月)
- 愛蔵版
- (2007年7月)
- 通常版
英語版
固有名詞の訳語に直訳ではなく、北欧神話の全く別の言葉を、当てている箇所が多い(魔王モロク→Surt(スルト)など)。
- RAGNARÖK(著:Myung-Jin Lee / 訳:Richard A. Knaak / 出版:TOKYOPOP)
- Eve of Apocalypse(2002年5月)
- Day of Reckoning(2002年7月)
- Night of Blood(2002年9月)
- Dawn of Destruction(2002年11月)
- Twilight of Terror(2003年1月)
- Midnight's Masters(2003年3月)
- Seeds of Betrayal(2003年7月)
- Revenge of the Valkyrie(2003年10月)
- Legacy of the Vanar(2004年1月)
- Memories of Shadow(2004年4月)
ドイツ語版
- RAGNARÖK(著:Lee Myung-Jin / 出版:Panini Verlags GmbH)
- (2004年1月)
- (2004年3月)
- (2004年5月)
- (2004年7月)
- (2004年9月)
- (2004年11月)
- (2005年1月)
- (2005年3月)
- (2005年5月)
- (2005年7月)
日本語版
翻訳に一貫性がなく、誤訳も散見される(固有名詞など)。
- 著:李命進 / ミッシィコミックス 出版:宙出版
- ラグナロク 特別編集
- (2004年8月)
- (2004年12月)
- (2005年6月)
- RAGNARÖK INTO THE ABYSS
- (2004年11月)
- (2004年11月)
- (2004年11月)
- (2005年3月)
- (2005年4月)
- (2005年11月)
- (2005年12月)
- ラグナロク 特別編集