アンタナナリボ

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テンプレート:世界の市 アンタナナリボ(Antanànarìvo、アンタナナリヴ)は、マダガスカル首都マダガスカル島のほぼ中央に位置する。タナナリヴ(Tananarive)ともいう。

概要

「タナ(Tana)」の略称で呼ばれることも多い。地名は直訳すると千の町。千は「数が多い」という意味である。マダガスカルの中央に広がるマダガスカル高原に位置し、標高は1,200mを超える。

マダガスカル最大の都市で首都機能を持ち、マダガスカル経済の中心地でもある。2013年現在の人口は、約210万人。周辺部も含めると400万人が生活している。

街の中心となるのは独立大通りで、官公庁などの政府関係の建物が立つ。独立大通りの南には「アヌシ湖(Lac Anosy)」があり、周囲に緑地が広がる。

独立大通りの先、中心から南東方面に4kmほどの丘の上には、メリナ王国時代に立てられた女王宮 (Rova) がある。フィレンツェ様式の建物であったが、1995年11月の火事で建物内部は全焼してしまった。

歴史

もともとはアナラマンガ(青い森の意味)と呼ばれたメリナ族の村で、1625年に町として開かれた。17世紀末から18世紀初頭にかけて、イメリナ王国のアンドリアンジャカ王により都市が造営された。メリナ王国がマダガスカルを統一した後、1794年アンブヒマンガからこの地に遷都された。

1896年にマダガスカルがフランスの植民地に入った後も、植民地政府の首都機能が置かれて栄えた。1929年5月には、反植民地のデモが行われた。

テンプレート:Main 2009年1月から3月にかけて発生したマダガスカル・クーデター(政治危機)の際には、アンタナナリヴ市長アンドリー・ラジョエリナ率いる野党と大統領(当時)マーク・ラヴァルマナナの警備隊が衝突し、100人以上の死者が出た。

交通

ギャラリー

姉妹都市

脚注

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