Z会東大マスターコース
テンプレート:複数の問題 Z会東大マスターコース・難関大コース(ぜっとかいとうだいますたーこーす・なんかんだいこーす)は、株式会社Z会が経営する、1991(平成3)年に開校された大学受験予備校である。
概要
中学1年から高卒生までを対象とする。「マスターコース」という名称から、予備校の1コースと認識されかねないが、これは予備校名であり、京大・東大の受験指導を中心に、一橋大学、東京工業大学などの最難関国立大学、国公立・私立の難関医学部、早慶などの難関大学対策の講座が開講されている。Z会の本業である通信教育のノウハウを応用するが、これとは別にスタッフや講師陣が一丸となって作成した独自のテキストを編集し主に少人数指導を展開する。大手予備校と比較すると規模の点でこそ劣るものの、教師陣は、英語科では柳瀬晃講師、鈴木正人講師、柿崎理講師、世界史科では荒巻豊志講師を中心にその充実は著しい。また大手予備校と掛け持ちする講師も多く、講師自身の独特のスタイルで授業を展開している。
2005(平成17)年、本部を恵比寿から神田に移転、現在、本部に付設する御茶ノ水教室のほか、首都圏全5教室で指導が展開されている。関西地区のZ会マスターコースと指導形態・経営陣が異なるため、同じ予備校でないが、東大マスターコースから関西地区への講師派遣は行われている。
2008(平成20)年から東京・横浜地区以外の塾・予備校とフランチャイズ契約を結び、東大をはじめとする難関大学志望者対象の授業をおこなっている。また,2008(平成20)年ena大学受験部を学究社から譲り受け,Z会enaと改称。2009(平成21)年から最難関医学部専門塾としてスタートした。また、2010年からはZ会enaという形はなくなってしまったが,そのノウハウを活用し,2010年度には最難関医学部発展演習講座を,2011年度からは,医学部志望者を対象とした選抜講座も開講することになる。東大・東工大だけではなく,医学部への対策もより一層充実したものになっている。
2013年(平成23)には「東大マスターコース・難関大コース」と改称し、東京大学をはじめとした最難関国公立大学だけでなく、幅広いニーズに対応出来るように、講座の改編などを行った。
キャッチフレーズは「はじまりのZ」である。
Z会ena
Z会ena(ゼットかいエナ)は2008年3月〜2010年3月まで存在した大学受験の予備校である。enaとは、education network associationの略称である。enaも参照。
校舎は2008年度は御茶ノ水、渋谷、横浜、西宮、京都の5教室。2009年度は御茶ノ水校と渋谷校のみ。
もともとはenaの大学受験部として東大理科三類などに多くの合格者を輩出していたが、2008年3月1日をもって、学究社はこの部門をZ会に譲渡し、Z会enaが誕生した。その際、かつてenaでは数学では奥田猛が教鞭を執っていたが、2008年2月をもって引退した。
2010年度からは、Z会東大マスターコースとなり、Z会enaは消滅した。
校舎
- 東京地区
- 御茶ノ水教室、渋谷教室、新宿教室、池袋教室、吉祥寺教室
- 横浜地区
- 横浜教室
- 千葉地区(フランチャイズ)
- 千葉校舎、土浦校舎、海浜幕張校舎、柏、八王子、春日部の各校舎(すべて市進予備校内)
- 埼玉地区(フランチャイズ)
- 大宮教室(navio(栄光ゼミナール高等部)内)
- 広島地区(フランチャイズ)
- 広島校、福山校(すべて鯉城学院内)
- 北海道地区(フランチャイズ)
- 札幌南高前会場、札幌北高前会場(すべて北大学力増進会内)