グイドーニア・モンテチェーリオ
テンプレート:コムーネ グイドーニア・モンテチェーリオ(テンプレート:Lang-it)は、イタリア共和国ラツィオ州ローマ県にある都市で、その周辺地域を含む人口約8万2000人の基礎自治体(コムーネ)である。ローマの北東約20kmにある近郊都市で、ローマを除けば県下最大のコムーネ人口を有する。
イタリア空軍のグイド―ニア飛行場テンプレート:Enlinkが所在する。
地理
位置・広がり
ローマ県北東部のコムーネで、コムーネとしてのローマ市に隣接し、その大都市圏テンプレート:Enlinkに含まれる。グイドーニアの市街は、ローマ中心部から北東へ約23kmの距離にあり、ローマ市を取り囲むグランデ・ラッコルド・アヌラーレ(環状高速道路)の外側約13kmに位置する[1]。ティヴォリからは北西へ約7km、リエーティからは南南西へ約47kmの距離にある[1]。
古代のノメンターナ街道とティブルティーナ街道の間に位置する。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。
- サンタンジェロ・ロマーノ - 北
- パロンバーラ・サビーナ - 北東
- サン・ポーロ・デイ・カヴァリエーリ - 東
- マルチェッリーナ - 東
- ティーヴォリ - 南東
- ローマ - 南西
- フォンテ・ヌオーヴァ - 西
地勢
地勢はおおむね平坦である。
トラバーチン(石灰質化学沈殿岩、石灰華)によってつくられた段丘地形(石灰華段)で知られる。
歴史
998年、カストルム(要塞)Castrum Monticellorum として建設されたのがこの都市の起こりである。
1915年には、イタリア王立陸軍(Regio Esercito)が航空部隊(Corpo Aeronautico Militare)のための大きな軍用飛行場を建設した。1923年にはイタリア王立空軍(Regia Aeronautica)が発足する。
ベニート・ムソリーニ政権のもと、1937年にこの地域は自治体(コムーネ)となった。「グイド―ニア」の名は、この地でパラシュートの試験中に殉職したアレサンドロ・グイドーニ将軍テンプレート:Enlink(1880年 - 1928年)に因んでつけられた。
行政
分離集落
グイドーニア・モンテチェーリオには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Albuccione, Bivio, Collefiorito, Colleverde, Marco Simone Nuovo, Marco Simone Vecchio, Montecelio, Pichini, Setteville, Setteville Nord, Villalba, Villanova
経済・産業
ローマ首都圏に位置するこの都市では、工業が大きな役割を果たしている。
とくに、トラバーチン(建材としても用いられる)の採掘やセメント工業が知られる。また、サービス業も発展している。住民の多くはローマに通勤している。
文化・観光・施設
コッレヴェルデ地区テンプレート:Enlinkには、コッレヴェルデ・ディ・グイドーニア天文台テンプレート:Enlinkがある。この観測拠点では、V. S. カスッリテンプレート:Enlinkらによって多くの小惑星が発見されている。「コッレヴェルデ」が発見者として登録されている小惑星もあり、2012年6月時点での小惑星センターの集計によれば3個ある[2]。命名されたものには (7529) ヴァニョッツィテンプレート:Enlinkがある。
姉妹都市
脚注
外部リンク
- Portale locale di informazioni
- Il FORUM su Guidonia e dintorni
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- Video e notizie su Guidonia Montecelio
テンプレート:Geographic Location テンプレート:ローマ県
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