熊本県立第二高等学校
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熊本県立第二高等学校(くまもとけんりつ だいにこうとうがっこう, Kumamoto Prefectural Daini High School)は、熊本県熊本市東区東町三丁目にある公立高等学校。略称は「第二」、「二高」、「熊本二高」。
概要
- 歴史
1962年(昭和37年)、熊本城二の丸に開校。2012年(平成24年)に創立50周年を迎えた。
- 設置課程・学科
全日制課程 普通科(8クラス)・理数科(1クラス)・美術科(1クラス)
- 三綱領
- 「自主積極」- 自主的かつ積極的に勉学に取り組み、努力と忍耐の中に己を高めよう
- 「廉恥自尊」- 恥を知り誇り高い意識を持ち、心身共に清潔で品位を持とう
- 「礼節協調」- お互いに礼を知り、争うこと無い学園を築こう
- 校章
校花でもある「竜胆」を意匠化した中央に「高」の文字(旧字体)を配する。
- 校歌
作詞は上田英夫、作曲は出田憲二による。3番まであり、各番とも「第二高校」で終わる。
- 制服
- 男子 - 黒詰襟の学生服に、校章入りの金ボタンを着用。
- 女子 - 青色丸襟のブラウスに艶やかなリボン、紺プリーツスカート、冬季はこれにスカート同色の襟無しブレザーを着用。スカート、ブレザーにはうっすらとチェックの線が入っている。
- SSH指定校としての活動
2003年(平成15年)に文部科学省が推進するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の指定校となる。その際の支給金で理科活動を数多く行い、ノーベル化学賞受賞者の白川英樹や青色LED開発者の中村修二による講演会の主催、さらに関東での研修で茨城県つくば市にある諸研究機関の見学を行っている。
- 同窓会
「りんどう会」と称している。東京に支部を置いている。
- 姉妹校
テンプレート:Flagiconモンタナ州ビッグスカイ校
毎年前期と後期の中休みである「秋休み」に10日間ほどかけてビッグスカイ校への短期研修が行われる。各教科の学習状況や意欲などを計るため、日本語・英語による面接や作文などにより選抜された10名ほどの生徒に教師2名(団長、英語科教師)が引率する。
沿革
- 1962年(昭和37年)
- 1968年(昭和43年)7月 - 東町(現在地)に移転。
- 1969年(昭和44年)4月 - 九州の高等学校では初めて理数科を設置[3]。
- 1970年(昭和45年)4月 - 熊本県で唯一の美術科を設置[3]。
- 1983年(昭和58年)3月31日 - アーチェリー場が完成。
- 1989年(平成元年)
- 6月30日 - テンプレート:Flagiconビッグスカイ高校関係者が来校。
- 7月6日 - ビッグスカイ高校との交流会を実施。
- 1990年(平成2年)
- 6月6日 - セミナーハウス(研修施設)「黎明館」が完成。
- 10月 - ビッグスカイ高校との交流のため、3名(校長・教員・生徒)が渡米。
- 1992年(平成4年)2月10日 - 住居表示が熊本市東町三丁目13番1号(現表記)に変更。
- 1997年(平成9年)12月 - 新体育館が完成。
最寄駅・バス停
著名な出身者
- 井手らっきょ - お笑いタレント
- 寺嶋民哉 - 作曲家・編曲家
- 中村裕樹 - 映画照明技術
- 行定勲 - 映画監督
- 森山佳郎 - 元プロサッカー選手、現サンフレッチェ広島ユース監督
- 山下浩二 - 元プロ野球選手
- 江上浩子 - 熊本放送アナウンサー
- 白水生路 (SEIJI BIG BIRD) - LITTLE TEMPOベーシスト
- 寺本雅裕 - sankando社長
- 湯之上聡 - NBL所属の男子プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」の運営法人「熊本バスケットボール株式会社」社長