九十九湾小木駅
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九十九湾小木駅(つくもわんおぎえき)は石川県鳳珠郡能登町市之瀬にあった、のと鉄道能登線の駅。2005年(平成17年)、能登線の廃止により廃駅となった。かつての急行停車駅。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅であった。国鉄末期には交換設備が撤去され棒線駅となっていたが、転換時に再整備された[1]。
サイトハウスを兼ねた駅舎を持ち、第2回中部の駅百選に選ばれている。
駅周辺
- 能登町立小木中学校
- 九十九湾(つくもわん)
- 海洋ふれあいセンター
- 小木漁港
- 小木郵便局
歴史
- 1963年(昭和38年)10月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)能登線の能登小木駅(のとおぎえき)として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継される。
- 1988年(昭和63年)3月25日 - のと鉄道に転換、同時に九十九湾小木駅に改称、交換設備設置[2]。(同時期に駅舎建て替え。)
- 2005年(平成17年)4月1日 - 能登線廃止に伴い廃駅となる。
隣の駅
脚注
- ↑ 川島令三『全国鉄道事情大研究 北陸編(1)』、相思社、1995年、212頁。ISBN 4-7942-0616-X
- ↑ 寺田裕一『ローカル私鉄列車ダイヤ25年 西日本編』、JTB、2004年、44頁。ISBN 4-533-05585-0