ロモノソフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月20日 (水) 12:13時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 32 件をウィキデータ上の d:q157688 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索
ファイル:Spb lomonosov.svg
ロモノソフ市の位置

ロモノソフЛомоносов, Lomonosov, ロモノーソフとも)はロシア連邦レニングラード州の都市。サンクトペテルブルクから西に39km。フィンランド湾の南岸に位置し、沖合いにはコトリン島クロンシュタット市を望む。人口は42,000人(1992年)。

以前はオラニエンバウムОраниенбаум, Oranienbaum, ドイツ語で「オレンジの木」の意)と呼ばれていた。これは、もともと帝室の宮殿に付属していた植物園を呼んだ名前であった。

1948年、科学者ミハイル・ロモノーソフに因んで、ロモノソフに改称。ミハイル・ロモノーソフは、1754年、オラニエンバウム付近のウスチ・ルジツァ村にガラス工場を建設した。

1707年ピョートル大帝は忠臣アレクサンドル・メンシコフに一帯の土地を与えた。メンシコフは、1710年から1727年にかけてここに大きな宮殿を建設した。メンシコフの死後、1743年にオラニエンバウムは皇太子ピョートル(後のピョートル3世)の避暑地となり、宮殿は建築家バルトロメオ・ラストレッリによって改修された。1762年には、エカチェリーナ2世が別荘を建設した。

オラニエンバウムは、作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーの生地である。

友好都市


テンプレート:Russia-geo-stubテンプレート:Link GA