松村雄策
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松村 雄策 (まつむら ゆうさく、1951年4月12日 - )は、音楽評論家、文筆家。東京都大田区出身。
経歴
- 1970年、ドアーズ、ジャックスらのレパートリーをコピーするアマチュアバンド「自滅回路」を結成。
- 1972年、渋谷陽一、岩谷宏、橘川幸夫らと、ロック雑誌『ロッキング・オン』を創刊。
- 1975年、インディーズという概念がなかった時代に、イターナウ(ETER NOW)名義で、自主制作カセットテープ『今がすべて』をリリース(プロデュース:岩谷宏/通販のみ)。
- 1978年、1stアルバム『夢のひと』(プロデュース:渋谷陽一)をリリースするも、渋谷のプロデュースに納得できず、2ndアルバム以降は、松村自身がセルフプロデュースしている。
- ビートルズに強い影響を受け、彼らについて言及した文章が多い。また、レコードやコンサートの批評などで、主旨とまったく関係がないような事柄を大きく取り上げ、おもむろに結論に移るという独特の手法を使う。
- 『ロッキング・オン』創刊時から渋谷陽一と「渋松対談」(後に『渋松対談Z』)を行っており、単行本化された。渋松対談では、もっぱら渋谷のボケに対して冷めたツッコミを入れる役。
- 1991年7月から1992年2月にかけて、作家小林信彦との間でビートルズ論争を行った。
ディスコグラフィー
シングル
- あなたに沈みたい/日本コロムビア(1978)
- GREEN LIGHT/日本コロムビア(1979)
- PRIVATE EYE/日本コロムビア(1979)
アルバム
- 夢のひと/日本コロムビア(1978)
- Private Eye/日本コロムビア(1979)
- Unfinishied Remembers/徳間音工(1984)
著書
- 苺畑の午前五時
- アビイ・ロードからの裏通り
- リザード・キングの墓
- 岩石生活(ロックンロール)入門
- プロレス狂宣言―涙と歓びのリングベル プロレス狂読本
- 悲しい生活
- 40過ぎてからのロック
- ポール・マッカートニー―メニー・イヤーズ・フロム・ナウ
- それがどうした風が吹く
- 定本渋松対談・復刻版
- ビートルズは眠らない
- R&BコンプリートCDガイド―ブルース・ロック・ヒップホップ・J‐POPテンプレート:Asbox