多久駅
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テンプレート:駅情報 多久駅(たくえき)は、佐賀県多久市北多久町大字小侍にある、九州旅客鉄道(JR九州)唐津線の駅である。多久市の代表駅。
歴史
- 1899年(明治32年)12月25日 - 唐津興業鉄道(のち唐津鉄道)莇原駅(あざみばるえき)として開業。
- 1934年(昭和9年)4月1日 - 多久駅(たくえき)に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2008年(平成20年)1月27日 - 周辺の土地区画整理事業の一環として移転。旧駅舎・線路(新駅の北側)の撤去始まる(橋上駅舎竣工)。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で橋上駅舎を備える。折り返し可能な構造で、原則は上り1番のりば、下り2番のりばであるが例外も多い。エレベーターが3基(北口、南口、改札⇔ホーム)設置されている。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。
駅の移転
1994年(平成6年)から駅周辺で進められている土地区画整理事業の一環として2008年(平成20年)1月27日に新駅に移転した。利用者第1号は通学にこの駅を利用している中学生だった。
現在、駅周辺の道路拡張工事が行われるなど、土地開発が進んでいる。旧駅舎のあった場所は更地になり、旧軌道はほぼ全て撤去が完了している。
周辺整備
名店街の取り壊しが2009年(平成21年)1月31日に終了した。また、昭和バス多久発着所は旧駅ロータリー周辺に建設される予定である。
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は317人である[1]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 431 |
2001年 | 422 |
2002年 | 386 |
2003年 | 383 |
2004年 | 374 |
2005年 | 352 |
2006年 | 360 |
2007年 | 353 |
2008年 | 365 |
2009年 | 348 |
2010年 | 343 |
2011年 | 317 |
駅周辺
住宅が多い。駅前に商店がある。駅の北側に24時間駐車可能な市営駐車場がある。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:唐津線 (貨物支線)- ↑ 佐賀県統計年鑑