マディソン・スクエア・ガーデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年6月10日 (火) 10:13時点におけるRenrevo21 (トーク)による版 (開催される行事)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:ウィキ座標2段度分秒 テンプレート:スタジアム情報ボックス マディソン・スクエア・ガーデンMadison Square Garden, 略称MSG, Garden)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市8番街と33丁目にあるスポーツアリーナおよび、エンターテイメント会場。日本国内では“マジソン・スクエア・ガーデン”と表記される場合がある。

2万人収容のスポーツアリーナと、5千人収容のシアターなどで構成されている。“世界で最も有名なアリーナ”などといわれている。過去に4回の移設があり、一番はじめにあった場所が、実際にマディソン・スクエアという名前だった。現在の建物は1968年に完成した。

概要

建物は、ペンシルベニア駅と共用。

NBAニューヨーク・ニックスNHLニューヨーク・レンジャース、NLL(ナショナルラクロスリーグ)のニューヨーク・タイタンズのホームであり、大規模なコンサート会場であることで有名である。

また19世紀からプロレスボクシングの試合が行われ、WWEがWWWF時代よりMSGを本拠地として定期戦を行い、年間最大の大会であるレッスルマニアを最初に行った会場という所以である種の神聖視をしていることや、ジャイアント馬場アントニオ猪木藤波辰巳ら日本人レスラーもMSGのリングに上がり活躍していたことから「格闘技の殿堂」としても馴染みが深い会場である。

また、大規模のコンサート会場があるため、世界中のロックミュージシャンなどがこの会場を目指している。

歴史

開催される行事

マディソン・スクエア・ガーデンでは、年間400以上のイベントが開催されている。

アーティスト

  • 当会場では、エルトン・ジョンが最多公演を誇り、2007年3月25日に60歳の誕生日に通算60公演目の記念コンサート「60 in 60」を開催した。
  • 日本人アーティストでマディソン・スクエア・ガーデンの舞台に初めて立ったのはLOUDNESS[1][2]。また単独公演としては、2012年3月25日L'Arc〜en〜Cielが日本人初となる公演を開催した[3](当初は付随施設のシアターで行うことを発表していたが[4]、後にアリーナに変更された)[5]

マディソン・スクエア・ガーデン・シアター

マディソン・スクエア・ガーデン・シアターThe Theater at Madison Square Garden)は同施設内にある可動式の客席2千~5千席を備えた劇場型会場である。ステージショーや会議、卒業式などで利用されている。ボクシングの会場としても利用されており、近年はMSG本体よりMSGシアターで興行が開催されることが多くなっている。過去にはNBAドラフト及びNHLドラフトが開催されていた。

1968年のオープン時は当時の社長だった人物にちなんでフェルト・フォーラム(Felt Forum)、1990年代はじめにパラマウント(The Paramount)、2007年にワシントン・ミューチュアル命名権を取得しマディソン・スクエア・ガーデン・ワム・シアター(WaMu Theater at Madison Square Garden)と何度か名前が変えられている。

大規模改修

ファイル:2014BigEastTourney 04.JPG
全面改修工事終了後のMSG、スコアボードが一新、また天井にラウンジが設置した。(写真は2014年ビッグ・イースト男子バスケ選手権)

MSGは2011年から3期に分かれて改修工事が行われ、主にコンコースや大型映像装置のLED化、更衣室、ロッカールーム、控室の改修、さらにアリーナ天井にラウンジが設置された。これに伴いWNBAのリバティは改修工事期間中、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターでプレーされていた[6][7]

「マジソンバッグ」

  • マジソンスクエアーガーデンバッグ(エース株式会社による表記)
    エース株式会社が、1968年から1978年にかけて、製造・販売していた絹目ビニール製バッグ。創業者・新川柳作の考案による。表面にMADISON SQUARE GARDEN / SPORTSMAN CLUB / boxing wrestling footballの文字と星条旗またはワシのマークが入れられ、学生用バッグとして人気があった。一部の中学校では“スポーツバッグ”の呼称でも呼ばれていた。なお、エース株式会社は、本品の意匠登録をしていなかった模様で、廉価版の模造品が続出した。
    この意匠は、エース株式会社のオリジナルであり、マディソン・スクエア・ガーデンにはない。

脚注

  1. 1985年8月14日に行われたモトリー・クルーのオープニングアクト。
  2. ロッキンf誌 1985年10月号 139~141P
  3. 「20年かかった」L'Arc-en-Ciel初NY公演は熱狂と興奮の渦に - ナタリー、2012年3月28日閲覧
  4. ラルク、マディソンスクエアガーデンで日本人初単独公演 - ナタリー、2012年2月28日閲覧。
  5. ラルク、MSGで日本人初の単独ライブ サンケイスポーツ 2012年3月26日閲覧
  6. MSG – THE TRANSFORMATION
  7. テンプレート:Cite news

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:S-start-collapsible

|-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:

MSG III |style="width:40%; text-align:center"|ニューヨーク・レンジャースの本拠地
1968 – present (MSG IV) |style="width:30%"|次代:

current |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:

MSG III |style="width:40%; text-align:center"|ニューヨーク・ニックスの本拠地
1968 – present (MSG IV) |style="width:30%"|次代:

current |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
ザ・サミット |style="width:40%; text-align:center"|ザ・マスターズ</br>会場
1977-1989 |style="width:30%"|次代:
フェストハレ・フランクフルト |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
なし |style="width:40%; text-align:center"|レッスルマニア会場
レッスルマニア |style="width:30%"|次代:
ナッソー・コロシアム
ローズモント・ホライズン
ロサンゼルス・メモリアル・スポーツ・アリーナ
2 |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
シーザーズ・パレス
IX |style="width:40%; text-align:center"|レッスルマニア会場
X |style="width:30%"|次代:
ハートフォード・シビック・センター
XI |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
セーフコ・フィールド
XIX |style="width:40%; text-align:center"|レッスルマニア会場
XX |style="width:30%"|次代:
ステイプルズ・センター
21

  1. 転送 Template:End

テンプレート:NBAの本拠地アリーナ テンプレート:NHLの本拠地アリーナ