パンジシール州
パンジシール州 | ||
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州都 | テンプレート:仮リンク | |
面積 | 3,610km² | |
人口(2013年) | 148,600人 | |
人口密度 | 41人/km² | |
設立年月日 分離元 |
2004年4月 パルヴァーン州 |
パンジシール州(Panjshīr Velāyat、ダリー語: پنج شیر)は、アフガニスタン北東部にある州である。州都はテンプレート:仮リンク。面積は3,610km²、人口133,200人[1]である。
目次
[非表示]名称
パンジシールとはサンスクリット語またはペルシャ語で「5頭の獅子」の意である。
地理
テンプレート:仮リンク(テンプレート:仮リンク支流)が流れるテンプレート:仮リンクは、カーブルの北150 km、ヒンドゥークシュ山脈の裾にある。
歴史
エメラルドの有名な産地で、古くはプリニウスも同地域の宝石について記述を残している。
中世には、銀の産出が盛んに行なわれ、サッファール朝やサーマーン朝によってコインが鋳造された。
ヒンドゥークシュ山脈のサラン峠を巡ってテンプレート:仮リンク(1980年 - 1985年)が行なわれた。
本州の中心地、テンプレート:仮リンクは、テンプレート:仮リンク(イスラム協会、後に北部同盟)のアフマド・シャー・マスード将軍の根拠地(タハール州と並んで)として知られた。マスードの指揮の下、パンジシール渓谷はソビエト連邦にもターリバーンにも制圧されなかった唯一の地域であった。
アメリカ同時多発テロ事件以降
パンジシール州は1957年から約半世紀間パルヴァーン州の一部だったが、2004年4月に分割されて独立した州になった[2]。10月には第一回の大統領選挙が実施され、パンジシール州ではユーヌス・カーヌーニー(約95%)が最多得票を得た[3]。2009年8月、第二回の大統領選挙が実施され、パンジシール州ではアブドラ・アブドラ元外相が最多得票(約68%)を得た[4]。2011年7月、ISAF軍はパンジシール州の治安権限をアフガニスタン軍に移譲した[5]。
行政区分
- en:Anaba District
- en:Bazarak District - テンプレート:仮リンク
- en:Darah District
- en:Khenj District
- en:Paryan District
- en:Rokha District
- en:Shotul District
産業
鉱業
パンジシール渓谷ではエメラルドと銀の鉱脈が発見されており[6]、1985年には190カラットの原石が発見された[7]。
住民
民族
アフガニスタン国内でタジク系住民がもっとも密集している地域である[8]。ハザーラ人、ヌーリスターン人、en:Kochi people。