新府駅
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新府駅(しんぷえき)は、山梨県韮崎市中田町中條にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。2014年現在、山梨県では最も最近出来たJRの駅である。
歴史
第二次大戦末期、七里岩台地に大規模な地下壕を掘り、そこに軍需工場を建設する計画が陸軍によって立てられた[1]。新府駅(当時は信号場)はその計画に従い、中央線の輸送力強化の目的で設置された。信号場であった頃から客扱いを行なっていた。
年表
- 1945年(昭和20年)6月10日 - 国鉄の新府信号場として設置。
- 1970年(昭和45年)9月22日 - 複線化に伴い加速線(スイッチバック)廃止。
- 1972年(昭和47年)9月10日 - 駅に昇格し、新府駅開業。旅客営業のみ。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2014年(平成26年)4月1日 -東京近郊区間に編入されるが、 Suica利用は出来ない。
駅構造
10‰の勾配上に相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。かつて信号場であった頃には函館本線仁山駅に残っているような加速線(下り列車専用)があった。ホームは盛土の上に設けられていて、ホームから階段で外部へ出る。2つのホームは直接は連絡されておらず一方から他方へ移動する際には階段で外部に出て線路の下を通る公道を経由し、また階段を上らねばならない。
韮崎駅管理の無人駅であり、このような構造であるため駅舎はない。待合所も設けられておらずホーム上には短い上屋とベンチのみが設けられている。各ホームの階段を上った場所にはそれぞれ1台ずつ乗車駅証明書発行機が設置されている。
また2007年(平成19年)11月9日から発車メロディーが使用開始された。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
西側 | テンプレート:Color中央本線 | 下り | 小淵沢・松本方面 |
東側 | テンプレート:Color中央本線 | 上り | 甲府・八王子・新宿方面 |
※案内上の番線番号は設定されていない。
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
- 87人(1998年度)
- 62人(1999年度)
- 68人(2000年度)
- 71人(2001年度)
- 64人(2002年度)
- 66人(2003年度)
- 65人(2004年度)
- 65人(2005年度)
- 58人(2006年度)
- 56人(2007年度)
- 57人(2008年度)
- 61人(2009年度)
- 68人(2010年度)
駅周辺
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color中央本線