KEIYOGINKO POWER COUNTDOWN JAPAN HOT 30
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KEIYOGINKO POWER COUNTDOWN JAPAN HOT 30(けいようぎんこう・パワー・カウントダウン・ジャパン・ホットサーティ、略称"パワカン")とはbayfmにて毎週土曜日15:00~17:51に放送されている看板番組の一つ。
現在は浦安市舞浜のイクスピアリ内にあるサテライトスタジオ、「スタジオイクスピアリ」(2F・シアター・フロント)から公開放送されており、スタジオ内の映像をUstreamを使って視聴することが出来る。
なお、回線不調などのトラブルや、荒天などによりゲストやリスナーの帰路の安全確保ができない場合は、イクスピアリからの公開生放送を取りやめ、千葉市の本社「スタジオマリヴ」からの非公開生放送に切り替える。
概要
bayfm開局以来放送される、邦楽専門カウントダウン番組である。"どこよりも正確に・そしてパワフルに"[1]が合言葉のJ-POPのCDの売上ランキング番組。 DJはバッキー木場。
番組開始当時は金曜日の19:00~の2時間枠であった。それから現在の土曜日枠に移り、しばらくした後、日産自動車がメインスポンサーになり、番組タイトルもNISSAN POWER COUNTDOWN JAPAN HOT30(ニッサン・パワー・カウントダウン・ジャパン・ホットサーティー)となった。日産提供時代は2ヶ月に一度、日産・マーチ(のちにルキノに変更) のプレゼントコーナーもあった。
その後、日産がスポンサーから外れ、そのまま冠スポンサーがない状態が続いたが、NECが冠スポンサーになり、番組タイトルもNEC POWER COUNTDOWN JAPAN HOT30(エヌイーシー・パワー・カウントダウン・ジャパン・ホットサーティー)となった。特番実施時には同社製のノートパソコンなどをプレゼントすることもあった[2]。2010年4月にNECがスポンサーから撤退。同時に一部を除く番組ジングル、ウェブサイト、モバイルサイトがリニューアルした。2011年4月からは京葉銀行が冠スポンサーを担当している。
これまでは、番組のコーナー「Bucky's Room」のコーナーのみ、オンデマンド配信しており、番組中はライブ配信、その後も1週間視聴できていた。
2010年4月からは、Ustreamを使って放送時間中のスタジオ内の映像を視聴できるようになった。
年間チャート
半年~1年に一度、洋楽版との2本立て特別番組"GRAND COUNTDOWN HOT HOT 100"(グランド・カウントダウン・ホット・ホット・ワンハンドレッド、略称"グラカン")という特別番組も放送されている。
DJは、洋楽版のALAN Jとバッキー木場が務め、大まかに10曲に区切り、洋楽→邦楽をカウントダウンする。
なお、邦楽版のみとなる場合もあり、2012年・2013年の大晦日は"POWER COUNTDOWN JAPAN HOT HOT 100"(13:00-18:50)として放送。なお、洋楽版は年内最後の放送で年間チャートを放送。
なお、この場合はスタジオマリヴからの非公開放送である。
ピンチヒッターDJ
以下は、バッキー体調不良の際のピンチヒッター。
この2週間はバッキーが喉を痛めたため。伊津野の回では「体調不良」のみの発表だった。春原の回で喉を痛めたことを発表。喉は回復したが、ドクターストップがかかっていることも同時に公表された。バッキーが番組を休むことは番組歴史史上初である。
番組内容
全国2000店舗のレコードショップの実売データを集計、プラネット社のオンラインネットワークHOT100チャートをもとにbayfm独自の構成によってTOP30をカウントする。30位~11位の間は、曲のサビと曲目、ランクアップ・ダウンのみを発表しつつ新曲やヒット曲を中心にピックアップして流す。上位10曲はすべて2~3分程曲を流す[3]。独自の構成にする理由として、プラネットのオンラインチャートは、同じCDでも初回限定版・通常版…とランキングをはじき出すため。
アルバムチャートはTOP20をカウントする。1位か上位曲を1つのみ流す。さらに、新曲紹介もする。
そのため、土曜昼の各番組としては珍しく、歌謡曲や、アニソン(番組タイアップ・声優)も流れる。このあたりはオリコンチャートをオンエアする「NACK5 FUNKY FRIDAY」も似たものがある。
目玉コーナーは、16時から始まるBucky's Roomで、ゲストを毎週1・2組スタジオに招待する[4]。
この他、毎回テーマを設けて、FAX・e-mailによりリスナーよりメッセージを募集し、番組内で紹介している。
なお、イクスピアリのスタジオでは多くの音源を続けざまに出すことができないため、フラッシュでのカウントダウン(COUNT DOWN SHUFFLE など)音源はあらかじめ収録しておき、それを流している。
タイムテーブル
番組の区切りにUpdates(bayfmの情報ゾーンのこと)が入っている。この前には、Updates後の30分間の番組内容を紹介。そしてバッキー木場の「Coming up next...」のコメント後にUpdatesに入る。
時刻 | 放送内容 | 備考 |
---|---|---|
15:00 | オープニング | 番組のオープニングジングル、そしてバッキー木場のトークと入る。 "NEW DISC REVIEW"が直後に来るまでは「お相手はもちろん、あなただけの…Bucky木場ですっ!」を加えていた。 |
NEW DISC REVIEW | 2013年7月より番組冒頭コーナーへ移動。次週以降のチャートや音楽界を賑わせるであろう楽曲を紹介する。その後提供クレジット、CMへと入る。 15時台後半の時代はまず「NEW DISC SHUFFLE」として4曲フラッシュで流しそのあとに1曲をピックアップしており、曲の中には「Bucky's Room」出演ゲストの楽曲が必ず入っていた。 | |
Single chart(1) | シングルチャート30位から順次フラッシュで紹介し、初登場・再登場の曲などをピックアップしてオンエアする。 | |
15:23 | Traffic Updates | 交通情報 |
15:27 | メッセージ紹介 | |
15:30 | Single chart(2) | シングルチャートの続き。構成は(1)と同じ。 |
DOWNLOAD HOT 10 | 2010年10月2日分から開始。music.jpの週間ダウンロードチャートTOP10のフラッシュ(COUNT DOWN SHUFFLE)と、その中で最もホットな曲を流す。なお、「Bucky's Room」が2部構成の場合は、この枠で放送されていた「NEW DISC REVIEW」でダウンロードチャートを発表していた。 年内最初の放送は通常チャートはお休みし、「Single Chart(2)」の枠を含めて前年度年間チャートを紹介。TOP3は1~2コーラス、それ以降はSHUFFLEで紹介。 | |
15:56 | Weather Updates Traffic Updates |
天気予報 交通情報 |
16:00 | Bucky's Room | ゲストコーナー。「WELCOME TO THE Bucky's Room!!」というバッキー木場の叫びでスタートする。 |
16:28 | Traffic Updates | 交通情報 |
パワカン TIME TRIP | 2013年7月6日分から。1989年の開局から放送されている当番組のチャートから「とある日の放送のTOP5」をSHUFFLEで紹介し、世相などの情報を加えて届けるというもの。 基本的にはリスナーの希望にそって流すが場合によってはBucky's Roomのゲストやバッキー自身のリクエストを流すこともある。 2014年からは1989年以降にとわられることなく「リスナーの想い出の曲とエピソード」という形でもリクエストを受け付けている。 | |
ALBUM HOT10 | アルバムチャート。チャートの発表形式はシングルチャートとほぼ同じ。ただし、ピックアップするのは最上位にランクインしたニューエントリーアルバム[5]をピックアップすることが多い。もともと15時台後半であったが、2013年7月からこの時間に枠移動した。 2014年2月1日までは「ALBUM HOT20」であったが翌8日から上位10枚の紹介へと変更されている。 | |
16:51 16:53 16:55 |
Airline Updates JOGV Powerplay Traffic Updates |
成田空港発着情報 パワープレイ 交通情報 |
17:00 | Single chart(3) | シングルTOP10。ここからは全ての曲において1~2コーラス放送。 |
17:45 | エンディング | バッキー木場のエンドトーク。 最後に、「お相手は、あなただけの…Bucky木場、でした!」と加え[6]、スポンサー読みをする。 |
リスナーへのプレゼント
- テーマメッセージ[7]
- メールやファックスは番組で随時紹介し、抽選でBucky's Roomに来たアーティストのオリジナルグッズをプレゼント。バッキー木場お気に入りのメッセージにはステッカーが、また最も受けがよかったものにはオリジナルのマルチライトとTシャツ(その前はコンパクトスピーカー)が贈られる[8]。
- パワカン待ち受けクイズ(2010年3月まで)
- ひと月通じて出題される問題は同じだが、毎週答えが変わるクイズ。答えはパワカン携帯公式サイトの待ち受けFlashを見ればわかるのだが、見られないリスナーへの配慮から17時台の頭でヒントを出す。
- ズンズン倍倍クイズ略してズン倍クイズ(放送終了時期不明)
- シングル関連のものやバッキー木場に関する問題を出題され、ポイント(バッキー・ポイント)をもらい、毎月抽選で1名にNECのノートパソコンをプレゼント。余談だが、「ずんばい」とはバッキー木場の出身地の鹿児島県の方言で「たくさん」という意味がある。
- バッキーQ(2006年3月まで)
- 2つのシングル関連と1つのバッキーに関わる曲を出題。抽選で3名に音楽ギフト1万円分プレゼント。
その他
- 1992年4月25日、番組の途中で尾崎豊の訃報をバッキー木場が伝えた。その後、第1位の楽曲、CHAGE and ASKA「LOVE SONG」の発表後、尾崎の代表曲である「卒業」を流した。
- 番組名の中の"HOT 30"が、バッキーの発音では"ハットーリー"に聞こえるリスナーが少なくなく、番組中で、その旨を記載したリスナーのメッセージが紹介されることがある。
脚注
- ↑ 2011年3月19日から。それまではどこよりも早く・どこよりも正確に・そしてパワフルにがキャッチフレーズであった。
- ↑ かつてはパワーウィーク期間中にプレゼントしていたことがあった。
- ↑ 2010年9月まで、30位~16位の間は新曲やヒット曲を、上位15曲はすべての曲を流す形で、「Bucky's Room」が2部構成の場合はTOP10はすべての曲を流し、11位以下はピックアップする形に変更されていた。その後2013年10月までは30位~11位の間は、「COUNTDOWN SHUFFLE」という形で曲のサビと曲目、ランクアップ・ダウンのみを発表し、新曲やヒット曲を中心にピックアップして流す。上位10曲はすべて2~3分程曲を流すに変更。
- ↑ 2組の場合、1組は事前に収録で、もう1組が公開形式になることもある
- ↑ 例えば、4位が最上位の新規の場合、1位ではなく4位(これはケース・バイ・ケースであり、1位のときもある)
- ↑ 聴いているひとりひとりに向けてバッキーが放送開始当時に考えたフレーズ。数年前までは、オープニングでも言っていた。(2014年7月12日放送でリスナーの質問から発言)
- ↑ テーマによっては、ウケ狙いでバッキーが喜びそうな下ネタを送るリスナーも少なからずいる。
- ↑ かつては東京ディズニーリゾート1DAYパスポート(ペアで3組6名)があった。これは当時TDRのオフィシャルスポンサーでもあった日産自動車が当番組のスポンサーになった時からスタートしている。