御薗村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年4月19日 (土) 09:38時点におけるYamato-i (トーク)による版 (一部カテゴリの統合)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 御薗村(みそのむら)は、三重県度会郡にあった2005年(平成17年)11月1日に、伊勢市、二見町小俣町と合併し、新しい伊勢市となった。

地理

伊勢平野の南端部に位置する。宮川下流(河口付近)の東岸に位置するが、海(伊勢湾)には面していない。

著しい高台や丘陵は無く、緩やかに海岸方向へ向けて傾斜する低坦地状となっている。村内域で最も高い所でも高度6mに達しない。気候は温暖で、土壌腐植土のため水田は少なく、畑作が発達した[1]

河川

  • 宮川

隣接していた自治体

  • 伊勢市、度会郡小俣町

歴史

  • 明治維新以前の御薗村域は、神領地4ヶ村(高向村、長屋村、王中島村、新開村)と天領地2ヶ村(上条村、小林村)に分かれていた。
  • 明治維新により、旧神領制度が廃止。以降、6ヶ村は度会府度会県、三重県の管轄下と変化する。
  • 1884年明治17年)に6ヶ村が統合し、王中島に「王中島外五ヶ村戸長役場」が設置される。

沿革

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により、高向村・長屋村・新開村・王中島村・上条村・小林村の区域をもって発足。村役場を大字王中島594番地に設置。
  • 1912年(明治45年)6月 - 村役場を大字長屋1599番地に移転。
  • 1932年昭和7年)1月 - 村役場を大字長屋960番地に移転。
  • 1961年(昭和36年)10月 - 第1回村民体育大会が開催。
  • 1979年(昭和54年)5月 - 村役場を大字長屋1221番地に移転。
  • 1980年(昭和55年)9月 - 村章が制定される。
  • 2005年平成17年)11月1日 - 伊勢市・二見町小俣町と合併し、改めて伊勢市が発足。同日御薗村廃止。従来の村役場は「伊勢市役所御薗総合支所」となる。

行政

  • 村長:中北隆敏

経済

御薗大根の産地であり、伊勢たくあんの生産の中心地であった[2]

企業

地域

教育

総合病院

名所・旧跡・観光スポット

公共施設

  • ハートプラザみその

商業施設

交通

鉄道

路線バス

道路

出身者

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

  • 伊勢市 編『伊勢市史 第5巻 現代編』伊勢市、平成24年3月31日、1019p.
  • 長瀬和雄(1951)"伊勢沢庵の生産と経営―農村副業模範村"農耕と園芸(誠文堂新光社).6(12):54-56.
  • 御薗村誌編纂室 編『御薗村誌』三重県度会郡御薗村、平成元年5月31日発行

関連項目

  1. 長瀬(1951):54ページ
  2. 長瀬(1951):54 - 55ページ
  3. 伊勢市 編(2012):934ページ
  4. テンプレート:Cite web