福大前駅
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テンプレート:駅情報 福大前駅(ふくだいまええき)は、福岡市城南区七隈八丁目[1]にある福岡市地下鉄七隈線の駅。駅番号はN06。
駅のシンボルマークは空港線・箱崎線のシンボルマークをデザインした西島伊三雄が2001年に死去したため、それ以前に描かれていた原案を元に、息子で同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸が完成させた。モチーフは福岡大学の応援歌「七隈トンビ」に学生帽を付けたデザイン[2]。駅識別カラーはテンプレート:ColorboxDIC-641(系統色名:こい青)で、別府駅・次郎丸駅と共通[3]。
歴史
- 2000年(平成12年)6月28日~2001年(平成13年)2月22日 - 設計期間(実施設計者:回工房)[1]
- 2003年(平成15年)3月8日~2004年(平成16年)7月31日 - 施工期間(施工者:戸田・アイサワ・澄男 建設工事共同企業体)[1]
- 2005年(平成17年)2月3日 - 開業
- 2011年(平成23年)1月4日 - 福岡大学病院の新診療棟が完成し、それにより駅と病院とが直結するようになる
駅構造
1 | テンプレート:Color七隈線 | 六本松・薬院・天神南方面 |
2 | テンプレート:Color七隈線 | 橋本方面 |
各階の面積は、地上198平方メートル、地下1階3,287平方メートル、地下2階2,327平方メートル[1]。地上出入口は壁をガラス、屋根をテフロン膜としている[1]。コンコース階は広い多目的スペースが確保されており[1]、憩いの場や受験シーズンの臨時切符売場などに利用可能である[1]。利用者の目に留まる箇所に用いられる「個性化壁」には、赤色の砂岩(セルバレッド、400mm×400mm×厚さ15mm)を使用している[4]。
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は6,064人である[5]。七隈線の駅としては天神南駅、薬院駅に次ぐ第3位である。
開業以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
[6] 2004年(平成16年) | 3,262 |
2005年(平成17年) | 3,766 |
2006年(平成18年) | 4,463 |
2007年(平成19年) | 5,013 |
2008年(平成20年) | 5,397 |
2009年(平成21年) | 5,581 |
2010年(平成22年) | 5,764 |
2011年(平成23年) | 6,229 |
2012年(平成24年) | 6,064 |
駅周辺
福岡大学と福岡大学病院に挟まれた市道鳥飼梅林線(城南学園通り)の真下に位置している。福岡大学の正門の最寄り駅である。
西鉄バス「福大前」バス停とは全く別の位置にある。福大前駅は大学敷地の西側に位置しているが、福大前バス停は大学敷地の東側に位置する。当駅の最寄バス停は「福大正門前」である。
施設等
- 福岡大学
- 福岡大学病院
- 晴明病院
- 福岡市立片江小学校
- 西鉄片江自動車営業所
隣の駅
- 福岡市交通局
- テンプレート:Color七隈線
脚注
参考文献
- 福岡市交通局監修、地下鉄3号線JVグループ編著『公共交通機関のユニバーサルデザイン 福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン10年の記録』日本デザイン協会(発行)・セプト(発売)、2005年。