ルート33
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:大言壮語 テンプレート:Infobox お笑いコンビルート33(ルートさんじゅうさん)はよしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業東京本社)所属の漫才コンビである。
出囃子はthee michelle gun elephantの「sweetMONACO」。
目次
メンバー
- 堂土 貴(どうど たかし、1973年8月20日 - ) ボケ担当。B型。奈良県奈良市出身。奈良県立志貴高等学校卒業。大阪NSC11期生。
- マスダ ヒロユキ(ますだ ひろゆき、1974年7月25日 - ) ツッコミ担当。AB型。大阪府枚方市出身。大阪府立牧野高等学校卒業。大阪国際大学中退。大阪NSC13期生。本名及び旧芸名は増田 裕之(読み同じ)。
- 現在は、DJや俳優、映画監督、イベントオーガナイザーとしても活動している。
- エアーバンド「AIR's ROCK!!」を組んでいて、各イベントに多数出演。ワンマンライブを2度開催。現在活動休止中。
- ラッパーグループ「コインランドリー」でも活動。各イベントに多数出演。現在活動休止中。
- ベースの演奏ができ、バンドを組んでイベントに参加している。
- フルマラソンの完走経験有り。
- 登山では毎年、富士山に登頂。5年連続登頂している。
- 水泳では一時期は、週5ペースでプールへ。1日1キロほど泳いでいた。
- プロ野球では無類の読売ジャイアンツファン。草野球チーム「京都新井學園」 (はりけ~んず新井が監督)に所属。
- その他、フットサル/自転車(クロスバイク)/クライミングなど多趣味。
- よしもとに入る前、天ぷら屋の副店長の経験有り。
- 愛犬家。犬(パピヨン/オス)を飼っている。
略歴
- 1995年5月 - コンビ結成。
- 1999年 - 第20回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞
- 2000年3月 - NHK爆笑オンエアバトル第2回チャンピオン大会 2代目チャンピオン
- 2001年3月 - NHK爆笑オンエアバトル第3回チャンピオン大会 3代目チャンピオン
- 2002年10月 - 東京進出。ルミネtheよしもとなどに出演。
概要
- テンポのいい漫才が持ち味。
- 爆笑オンエアバトルチャンピオン大会では、第2回(2000年3月)と第3回(2001年3月)を制覇し、同番組で初の2連覇を達成している。これは、歴代でもルート33(第2・3回)、タカアンドトシ(第7・8回)、トータルテンボス(第10・11回)の3組しか成し遂げていない。
- 六代目桂文枝が凄い漫才師と絶賛。トミーズもほれ込み、自分の番組にわざわざ呼んだりもした。
- 真紅のスーツがトレードマーク。2006年からは、真っ白なスーツを着用。現在は、赤のスーツに戻っている。
- まれな先輩後輩コンビ(NSC11期生と13期生なので、12期生との仕事は不思議な感じになるらしい)。
- 主に堂土がデブキャラで、増田がイケメンキャラである。
- 漫才のつかみは「堂土のネクタイが短い」ということが多い。
- しかしM-1グランプリでは有力候補に推されながら1度も決勝に進出していない。
- 大阪時代はレギュラー番組を持つなど、それなりに人気があり、安定していたが、それ以上のステップアップを望み東京に進出した。その心意気は後輩達に大きな影響を与えたと言われる。しかし、現在ではテレビでの活躍はあまり見られなくなった。
- コント55号・ナインティナインのように、奇数のゾロ目をコンビ名に入れると売れると思いコンビ名を決めた。
- 受賞歴には、第20回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、NHK爆笑オンエアバトル第2回・第3回チャンピオンなどがある。
- NHK宝くじふるさとワクワク劇場(宝くじ社会貢献広報事業の一環として実施しているイベント)では、約10年に渡り、コーナーMCを担当。
- 全盛期のオンエアバトルで2連覇を果たし、それを機に東京進出。もとは、大阪よしもと所属。その頃は、わりとメディアに露出(『踊る!さんま御殿!!』やネタ番組、バラエティ、他、ゴールデンでの準レギュラーもあった)。
- その後、数年でメディアへの露出が減少。現在では、劇場・営業が主な仕事となっている。
エピソード
- 堂土は「笑福亭とっさん」のペンネームでMBSヤングタウンの常連投稿者だった。
- 堂土が増田にコンビを組もうと誘ったとき、「今の相方と組むか、俺と組むか、どっちが売れるかよう考えてくれ」と言って電話を切った。
- 増田が先輩の堂土に気を遣って敬語を使ってしゃべっていたら、ある日鏡越しに堂土に「もう敬語なんか使うなや。おれたちコンビなんやから」と言われた。
- 結成後うまくいかず増田が悩んでいた時、堂土は「なあ、俺たちの道(ル-ト)に渋滞はないんや」と言って去っていった。
- 堂土の元コンビ、あっぱれ団が解散する時のエピソード。大上にある日突然呼び出され「解散しよう」といわれ、堂土は号泣した。3日ほど家にこもってしまった堂土は、周りの芸人が不安になるほど、落ち込んでいた。
- 堂土は志貴高等学校(現在の奈良情報商業高等学校)の同級生であったハリガネロックの大上邦博に「お笑いコンビを組もう」と言われた時、「もう友達じゃなくなるな」と寂しそうに言った。解散の時には、「これでやっと友達やな」と言った。今ではお互いの家を行き来する仲らしい。
過去に出演した番組
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績13勝1敗 最高509KB
- 第2回チャンピオン大会 決勝1位(チャンピオン)
- 第3回チャンピオン大会 決勝1位(2連覇)
- 第4回チャンピオン大会 ファイナル8位
- 爆笑BOOING(関西テレビ、1995年)
- すんげー!Best10(朝日放送、1996年-1997年)
- オールザッツ漫才(毎日放送)
- わらいのじかん(テレビ朝日)
- ZAIMAN(読売テレビ)
- 吉本タイマン王(中京テレビ)
- いろもん(日本テレビ)
- 笑いの金メダル(朝日放送、社員)
- おもしろレンタルビデオ スピルバーガー(朝日放送、2000年)
- プリプリプリンス(スカパー!)
- マジねた!(毎日放送、2001年)
- あの歌がきこえる(NHK総合)※声の出演
- 集まれパフォーマー!放課後テレビ(NHKBS2、2003年5月31日-2005年3月12日)
- ゼベック・オンライン(TOKYO MX、2005年2月7日)
DVD
- 或る、青い夜(TSUTAYAにてレンタル可)
- 中川家・ルート33・キングコング in ZAIMAN
ビデオ
- baseよしもと2000 大図鑑
- 中川家・ルート33・キングコング in ZAIMAN
舞台
マスダヒロユキ
- 2009年
- ベリー・メリーゴーランド(2009年4月8日~26日、下北沢シアター711)
- 2010年
- 劇団BLUESTAXI第18回本公演「HELLO! GOOD BYE!」(2010年11月3日~7日、中野ザ・ポケット)
- 2011年
- 劇団BLUESTAXI第19回本公演「SMILE FOR ME」(2011年12月6日~11日、中野ザ・ポケット)
- 2012年
- 2013年
- 「FREEHAND MY SELF PORTRAIT」(2013年3月12日~13日、渋谷LUSH) ※2人芝居
- 劇団コラソン第24回公演「PRESENT FOR WHO」(2013年4月19日~21日、秋葉原ACT&B)
- スズキプロジェクト公演「カフェレスト乱」(2013年8月7日~12日、池袋カフェエントリー)
- M's企画「NO不謹慎、NO LIFE!」(2013年10月23日~25日、渋谷J-POPカフェ) ※演出/出演
- スズキプロジェクト公演「ロストフレンド」(2013年11月14日~17日、阿佐ヶ谷シアターシャイン)
- Reset Limit旗揚げ公演「come up with!」(2013年12月6日~8日、参宮橋トランスミッション)
- 2014年
- Reset Limit第2回公演「break the seal!」(2014年2月13日~16日、ウッディシアター中目黒)
- M's企画「回想テーブル〜権藤を待ちながら〜」(2014年2月25日~27日、渋谷J-POPカフェ) ※演出/出演
- team Genius bibi 3rd ACT「Heal your shoes」(2014年4月16日~20日、八幡山ワーサルシアター)
- M's企画「注意書きの多い料理店」(2014年5月26日~28日、渋谷LUSH) ※演出/出演
- Reset Limit第3回公演「ニコラ」(2014年6月25日~29日、シアター風姿花伝)
- 劇団居酒屋ベースボール第15試合本公演「owl children 鴟梟-sikyo-」(2014年7月24日~27日、笹塚ファクトリー)
映画監督作品
マスダヒロユキ
- 『或る、青い夜』(監督/脚本/出演) - 第8回インディーズムービー・フェスティバル(映画「あずみ」(上戸彩主演)の監督などを排出したインディーズで最大規模の映画祭)で入選し、その後入賞(TSUTAYAなどでもレンタルされた)。
- 『飛び降りる前に…』(監督/脚本) - 主演は、ジャングルポケット斉藤 ※沖縄国際映画祭ノンバーバル部門ノミネート
- 他、映像作品多数。