福野駅 (富山県)
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テンプレート:駅情報 福野駅(ふくのえき)は、富山県南砺市松原新にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅である。
2004年11月11日に周辺市町村の合併により誕生した南砺市の市長室が最寄りの市役所福野庁舎にあることから、市販時刻表の索引地図では南砺市の代表駅として表記されている。
歴史
- 1897年(明治30年)
- 1915年(大正4年)7月21日 - 砺波鉄道(後の加越鉄道→加越能鉄道加越線)が当駅と庄川町駅間に開業する。
- 1919年(大正8年)9月17日 - 会社合併により、砺波鉄道の駅は加越鉄道の駅となる。
- 1920年(大正9年)9月1日 - 中越鉄道の国有化により、中越鉄道の駅は鉄道省(国鉄)中越線の駅となる。
- 1922年(大正11年)7月22日 - 加越鉄道が石動駅まで延伸し、同線においても中間駅となる。
- 1942年(昭和17年)8月1日 - 国有鉄道中越線の高岡駅と城端駅の間が城端線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1943年(昭和18年)1月1日 - 会社合併により、加越鉄道の駅は富山地方鉄道加越線の駅となる。
- 1950年(昭和25年)10月23日 - 加越線の譲渡により、富山地方鉄道の駅は加越能鉄道の駅となる。
- 1972年(昭和47年)9月16日 - 加越能鉄道加越線が廃止される。
- 1980年(昭和55年)9月25日 - 貨物の取扱を廃止する。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有しており、列車交換が可能な地上駅である。上りホーム側に駅舎があり、下りホームへは跨線橋で連絡している。
富山地域鉄道部が管理し、地元のタクシー会社が駅務を受託する簡易委託駅であるが、みどりの窓口や自動券売機もある。駅入口付近には自販機とトイレがある。テンプレート:要出典範囲。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color城端線 | 上り | 高岡方面 |
2 | テンプレート:Color城端線 | 下り | 城端方面 |
利用状況
「富山県統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 2004年度 : 624人
- 2005年度 : 607人
- 2006年度 : 628人
- 2007年度 : 619人
- 2008年度 : 656人
- 2009年度 : 615人
- 2010年度 : 672人
- 2011年度 : 742人
- 2012年度 : 767人
駅周辺
駅前は再開発が行われ、旧市街とは違った雰囲気を見せている。駅前からはかつて加越能鉄道加越線が運行されていた石動や庄川方面へのバスが発着する。
- 南砺市役所
- 川田工業 富山本社
- 富山県立南砺福野高等学校
- 厳浄閣(国の重要文化財)
- 南砺市立福野中学校
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color城端線