古見駅 (愛知県)
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古見駅(こみえき)は、愛知県知多市新知森下にある名鉄常滑線の鉄道駅。
駅構造
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常滑線 | 下り | 常滑・中部国際空港方面 |
2 | ■常滑線 | 上り | 太田川・名古屋方面 |
1番線は4両分の長さのホーム(先には民家が建っている。仮に延伸しようとすると民家1軒分の土地をまるまる買収せざるを得ないため、活用しづらい用地を抱えることになる。)のため、ホームに入らない車両はドアが開かない(ドアカット)。6両編成の場合、前から5両目以降は乗降不能である。この際に、はみ出した2両の車両は構内踏切および駅北側の踏切上に停止し、出発まで両踏切が塞がれた状況になるため、改札口と1番線の間が行き来できない[注釈 1]。2番線は6両分である。
かつては常滑よりに渡り線があった[1][2]が現在は撤去されている。
また、過去には古見始発列車が1980年代前半まで[注釈 2]、古見終着列車が少なくとも1962年改正ダイヤまで[3]は設定されていた。
配線図
利用状況
知多市の統計によると1日平均の乗降車人員は2009年度2,927人、2010年度2,840人である。
駅周辺
バス路線
歴史
- 1912年(明治45年)2月18日 - 愛知電気鉄道の傳馬町駅(後に廃止) - 大野駅(現、大野町駅)間開通とともに開業。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道への合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。
- 2005年(平成17年)1月15日 - トランパス対応化工事竣工。駅集中管理システム導入に伴い無人駅化。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
注釈
- ↑ これについては改札口付近に該当列車の一覧の掲示が行われており、利用者に注意を促している。
- ↑ 古見6時34分発、太田川6時42分着の普通電車(3743F)が名鉄電車・バス時刻表vol.1 にて確認できる。
出典
- ↑ 宮脇俊三・原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年。 ISBN 978-4093954112 p.224
- ↑ 川島令三 『全国鉄道事情大研究 名古屋東部篇』草思社、2002年。ISBN 978-4794211408 p.149
- ↑ http://minmin.zero-city.com/img/w-tokoname-03.JPG