青森県道40号青森田代十和田線
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テンプレート:Ja Pref Route Sign 青森県道40号青森田代十和田線(あおもりけんどう40ごう あおもりたしろとわだせん)は青森県青森市奥野から十和田市三本木に至る主要地方道である。
概要・ルート
青森市奥野で県道27号青森浪岡線から分岐し、同市筒井で国道7号青森環状道路と交差、同市田代(田代平(たしろたい))を経由して国道394号と交差した後、十和田市三本木で国道102号に接続する。また、銅像茶屋から国道103号に至る枝線(火箱(ひばこ)沢林道)も通る。
八甲田山を縦断する観光道路であるが、その存在は並行する国道103号に隠れがちである。しかし同時にこの路線は青森市と、十和田市や八戸市など県南地方を結ぶ代表的ルートの1つでもある。冬期は一部区間で通行が出来ないものの、道路は整備されており、交通の流れも円滑である。
場所によっては、所要時間はみちのく有料道路を利用する(みちのく経由)よりも早い場合もあり、青森県を横断するドライバーにとっては重宝する路線である。県内のドライバーからは「県道40号」よりも「田代平経由」などと呼ばれることが多い。
1902年(明治35年)に起きた八甲田雪中行軍遭難事件で、遭難した連隊が通過した道としても有名で、途中遭難現場には後藤伍長の銅像、また兵士たちの墓地や遭難資料館も沿線に存在している。
田代平付近には、吹雪等で立ち往生した際の避難場所として、「東八甲田 雪みち避難所」が設けられている。
当路線沿線には、かつて青森放送・あおもりTODAYに出演していた又兵衛が経営している「又兵衛茶屋」がある。
冬期交通規制区間
通行止
- 青森市嘉瀬子内 - 青森市駒込(11月下旬 - 4月上旬)
- 青森市田代十文字 - 十和田市増沢(11月下旬 - 4月下旬)
時間規制
- 青森市萱野茶屋 - 青森市田代十文字(12月中旬 - 3月中旬、18時 - 翌7時30分通行止)
主な接続路線
- 青森県道27号青森浪岡線(青森市奥野)
- 国道7号(青森市筒井)
- 国道103号(青森市横内)- 銅像茶屋から分岐する枝線より接続
- 青森県道242号後平青森線(青森市駒込)- 途中より未舗装の悪路となる
- 国道394号(青森市駒込)
- 国道102号(十和田市三本木)