寺泊町
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テンプレート:Infobox 寺泊町(てらどまりまち)は、新潟県の中部にかつて存在した三島郡の町。2006年1月1日長岡市に編入された。西廻り航路の港町、北陸街道の宿場町として知られる町である。本州の中では佐渡島と最短の距離にあり、佐渡との間を佐渡汽船が定期航路を運航している。
目次
地理
- 山:弥彦山
- 河川:信濃川、大河津分水路
- 湖沼:
隣接していた自治体
歴史
古くから漁業が盛んであり、市街地の国道402号沿いに海産物の店舗が軒を連ねる「魚の市場通り」は有名。バブル期は数多くの観光客が東京などの都市圏から訪れたが、2007年に発生した新潟県中越沖地震の影響で、観光客が一時減少した。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い三島郡寺泊12町、白岩村が合併し、寺泊町が発足。
- 1901年(明治34年)11月1日 - 三島郡北西越村、西山村、潟村、野積村と合併して、寺泊町を新設。
- 1957年(昭和32年)
- 1959年(昭和34年)2月1日 - 大字岩方の一部を分離し、三島郡与板町に編入。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 長岡市に編入され消滅。
行政
- 高橋 誠(1988年7月3日から)
経済
産業
- 主な産業
- 産業人口
姉妹都市・提携都市
国内
地域
健康
- 平均年齢
教育
- 寺泊小学校
- 大河津小学校
- 寺泊中学校
- 新潟県立寺泊高等学校
電気
かつて寺泊町には電燈会社があった。才賀藤吉が1911年(明治44年)9月事業許可を受け[1]、1912年(明治45年)3月三島電気を設立[2]。1914年(大正3年)2月事業を開始した。寺泊町に発電所(瓦斯力)があり供給区域は寺泊町だった[1]。
交通
鉄道路線
尚、かつては私鉄路線である越後交通長岡線が存在したが、1975年3月31日をもって廃線となっている。
道路
- 高速道路
- 一般国道
- 都道府県道
船舶
寺泊港と佐渡市赤泊地区の赤泊港とを結ぶ「両泊(りょうどまり)航路」があり、佐渡汽船が定期旅客航路を運航している。長らくカーフェリーにより運航されていたが、2005年6月10日から高速船「あいびす」による高速船航路に転換された。首都圏から長岡駅経由で佐渡への最短距離航路として期待されている。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 町立水族博物館
- 海浜公園
- 魚の市場通り
- かつては「魚のアメ横」とも呼ばれたが、東京・上野のアメヤ横丁が「アメ横」の商標権を所有している旨に配慮し、近年は「魚の市場通り」を公式呼称としている。
- 港まつり
- 魚まつり
- 法福寺 (長岡市)
出身有名人
脚注
- ↑ 1.0 1.1 『電気事業要覧. 第7回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 『日本全国諸会社役員録. 第23回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
参考文献
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。