新高浜駅
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新高浜駅(しんたかはまえき)は、かつて茨城県小美玉市栗又四ケ2400番地4にあった、鹿島鉄道鹿島鉄道線の駅である。2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線にともない、廃駅となった。現在は、関鉄グリーンバス(かしてつバス)のバス停留所となっている。
駅構造
単式ホーム1面1線のみを有する地上駅。ほぼ東西に走る線路の北側にホームを添えた形となっていた。ホームの中ほどに長いすをそなえた簡単な上屋が設けられており、この上屋の玉里方に北側への出口があった。無人駅であるが、出口には改札の柵が設置されていた。
駅周辺
駅の北を鹿島鉄道に並行する形で国道355号が東西に走る。駅の出口を出ると小さな広場があり、広場を出ると国道355号の新高浜駅入口交差点である。国道を挟んだ駅前には玉里B&G海洋センターがあり、北へ進むと100mほどのところに小美玉市玉里運動公園が、300mほどのところに野村田池がある。
駅南側には玉里工業団地が広がる。
名前こそ「新高浜」であるが、高浜駅とは数キロ離れていて、乗り換え等の互換性はない。(互いを結ぶ路線バスもない。)また、新高浜駅は小美玉市、高浜駅は石岡市にある。
歴史
- 1924年(大正13年)6月8日 - 鹿島参宮鉄道により開業。
- 1965年(昭和40年)6月1日 - 鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道が合併して関東鉄道が発足。同社鉾田線の駅となる。
- 1979年(昭和54年)4月1日 ‐ 鉾田線が鹿島鉄道に分社化。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 廃止。
- 2010年(平成22年)8月30日 - かしてつバス停留所開業。