救心製薬

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救心製薬株式会社(きゅうしんせいやく)は、東京都杉並区和田に本社を置く、日本の製薬会社である。生薬だけで作られた強心剤救心」を中心に、生薬·漢方薬を中心にしたOTC医薬品を数多く手がけている。

会社概要・沿革

会社概要

  • 資本金:2億2000万円(2004年(平成16年)9月現在)

沿革

  • 1913年(大正2年)2月11日:堀博愛薬房として東京市浅草区(現・東京都台東区)西浅草に創立
  • 1923年(大正12年)9月京橋区(現・中央区)八丁堀に移転
  • 1933年(昭和8年)7月:救心製薬所に社名変更
  • 1938年(昭和13年)1月:工場を現在地に移転
  • 1947年(昭和22年)3月:販売部門を分社化、堀商事株式会社を設立。
  • 1950年(昭和25年)1月:堀商事株式会社と救心製薬所が合併、救心製薬株式会社に社名変更。
  • 1967年(昭和42年)10月:販売部門を再分社化させて、救心商事株式会社(きゅうしんしょうじ-)を設立。
  • 1975年(昭和50年)1月:広告部門を分社化、ホリ商事株式会社を設立。
  • 2007年(平成19年)10月:ホリ商事株式会社を合併。
  • 2011年(平成23年)4月:救心商事株式会社を合併。
  • 2011年(平成23年)11月:山梨県韮崎市に山梨工場を建設。

事業所

※東京営業所は旧救心商事株式会社時代の本社で、札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡の5営業所は旧救心商事株式会社時代に設けられていた営業所。いずれも2011年4月の救心商事株式会社合併により、ヘルスケア本部に変更されている。

救心の歴史

救心は、救心製薬の前身である堀博愛薬房が、心臓の働きにスムーズに作用されるように8つの生薬を用いて作った。堀博愛薬房の創業者は堀正由。「救心」の名は、消費者に印象に残るような名前を、ということで堀が付けた。救心には原点となった製品がある。創業者の堀の苗字をとって「ホリ六神丸」。現在も発売されているが、救心を主力にしているため、同製品はサブ的な扱いになっている。

救心歴代広告(テレビCM)キャラクター

救心以外の取扱製品

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  • 救心カプセル【第2類医薬品】
  • 救心内服液【第2類医薬品】
  • 虔脩(けんしゅう)ホリ六神丸【第2類医薬品】
  • ホスロールS(不眠時服用の漢方製剤)【第2類医薬品】
  • ノイ・ホスロール(緊張感の際服用の漢方製剤)【第2類医薬品】
  • かぜ薬赤箱(葛根湯エキス配合)【第2類医薬品】
  • かぜ薬白箱(柴胡桂枝湯エキス配合)【第2類医薬品】

ほか。

テレビ提供番組

現在

過去

など  なお、1970年代~1980年代にかけて、ABC制作・テレビ朝日系列における火曜日夜9時台→木曜日夜8時台→金曜日夜10時台の放送枠(一時期『必殺シリーズ』を放送[1])のスポンサーであった。その後、度重なる放送時間移動を経て、末期は『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』のスポンサーだった(一時期、テレビ朝日の『タイムショック21』のスポンサーにもなっていたことあり)。また、提供クレジットは長らく社名である「救心製薬」だったが、末期は看板商品となっている「救心」となっている。

ラジオ提供番組

関連項目

出典・脚注

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外部リンク

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  1. 養命酒製造の提供枠降板か日本クリニックの提供枠降板どちらかと入れ替えでついたと見られる。
  2. 救心新CM「こんな時には」編(2012年8月16日放映開始)